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  • サイズ A5判/ページ数 275p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130624510
  • NDC分類 007
  • Cコード C3004

出版社内容情報

インターネット,携帯電話,デジカメなどの身近な話題から情報処理の原理や情報社会論まで,「情報」全般の知識をわかりやすく説明.操作方法よりも考え方に重点をおき,急速に変化する情報化社会に流されない普遍的な知識を習得することを目指した.各章末には読者のさらなる学習のための文献ガイドを収める.

内容説明

大学で情報学を体系的に学ぶための最初のマップとしてふさわしい、情報学に関し必要なほぼすべての項目を網羅したリテラシーブック。

目次

第1章 情報の学び方
第2章 情報の表現―記号・符号化
第3章 情報の伝達と通信
第4章 データの扱い
第5章 計算の方法
第6章 問題の解き方
第7章 コンピュータの仕組み
第8章 情報システムの役割
第9章 ユーザインタフェース―人に優しいデザイン
第10章 情報技術と社会

著者等紹介

川合慧[カワイサトル]
1944年東京に生れる。1967年東京大学理学部物理学科卒業。1981年東京大学理学部情報科学科助教授。1988年東京大学教養学部教授。1996年東京大学大学院総合文化研究科教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

2kz1

3
情報とは何だったのか。2011/07/29

grafi

2
些末な「パソコンの操作」に終始してしまわずに、かと言って現実と中々結びつかない計算機の理論だけを教えるのでもなく、教養科目としての情報科学を行うことは大変なことだろうが、情報システムの階梯を衝き通すように総論的解説が為されており、良くできている。くり返し用いられるモデル化の概念はまさに情報システムを構築する上での基本の考えであることは重要だ。また、ユーザーインターフェースに関する議論は個人的に興味深い話だと感じ、これは本書全体に言えることだが、章末にポインタとして有用な文献集が載っているので後の勉強にも役2011/09/16

よく読む

1
学生のころサボってた教科書。最近になって勉強をやり直してるので、紐解いた。これを高校卒業したばかりの学生がやるにはなかなか厳しいという印象。驚いたのは、わかりにくいことの多い計算機(第七章)の説明が読みやすい点。これまで、フリップフロップや加算器が、どのように計算に使われてるのか恥ずかしながら知らなかったが、クロックで制御して順序回路を作るなど、概要をかいつまんで知ることができた。当時、この面白さに気がつきたかった。もし、自分の知性が今ようやくこの本に追いついたのだとしたら、少し悲しい。2023/04/17

Shotaro Tsuji

1
大学一年生の時の必修授業のテキストをあれから二年経った今読み返してみた。今読んでみるとなんともごまかしながら書いてる感じの部分もあったりして、果たしてこれを読んでちょっと前まで高校生だった学生がどこまで理解出来るだろうと思ってしまった。一番気に入らなかったのは2章と3章であった。通信理論の話が飛び飛びになっていて分かりづらい。各章末に文献ガイドが付いているのは良いことだが、大学の図書館にはあるが購入が困難な本がいくつかある。UIの説明でCUIという和製英語(本来はCLI)が使われているがこれはいかがなもの2013/08/12

ネクロス

1
東京大学の教科書ということで機会が会って購入、読了。1章で「情報」は人間・機械・社会にかかわる教科と書いてるが、全般的に情報技術よりなイメージ。10章構成中2章(8と10)だけ社会寄り。2013/07/31

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