Miyuki Miyabe early collection
淋しい狩人 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103750079
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

本から始まる謎がある―。亡父の本棚から出てきた数百冊の本。それだけなら、単なる蔵書家の遺品で済むのだが、すべてが同じ本だったとしたら…。東京下町にある、小さな「田辺書店」。店主のイワさんと孫の稔二人で切り盛りする平凡な古本屋に、大小様々な事件が持ち込まれる。本好き必読!本を題材にした、連作ミステリ。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年、東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」で「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、89年には『魔術はささやく』で「日本推理サスペンス大賞」を受賞。同年、『パーフェクト・ブルー』で単行本デビューした。ミステリから時代小説まで、物語性の高い作品世界で、幅広い層に愛される国民作家。主な受賞歴―1992年『龍は眠る』第45回日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』第13回吉川英治文学新人賞。1993年『火車』第6回山本周五郎賞。1997年『蒲生邸事件』第18回日本SF大賞。1998年『理由』第120回直木賞、第17回日本冒険小説協会大賞国内部門大賞。2001年『模倣犯』第55回毎日出版文化賞特別賞。2002年『模倣犯』第5回司馬遼太郎賞、第52回芸術選奨文部科学大臣賞。2007年『名もなき毒』第41回吉川英治文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーママ

51
図書館の本📙 久々の宮部みゆき作品! 古書店のイワさんと孫が事件を解決‼️ 本当に面白かった‼️流石です❗ 2019-67 2019/09/14

星群

38
最初のページに“祖父に”とある。宮部さんのお祖父さんて、どんな人だったんだろう。『六月は名ばかりの月』が印象的。2014/08/29

みっちゃん

32
再読。イワさんと孫・稔の関係が心地よい。下町の古書店で扱う本を巡る6作の短編集。どの話も人情と悪意がブレンドされており、読み応えがある。苦い結末だが「うそつき喇叭」は作者の創作だろうか、読んでみたい。2016/01/07

けいこ53

18
東京下町にある小さな古本屋 田辺書店。何故かそこに持ち込まれる日常のミステリーを雇われ店主 イワさんと土.日手伝いに来る孫の稔が本をヒントに解決へと導いて行く六つの短編。おじいちゃんの孫を思う気持ちがひしひしと伝わり、昭和なストーリーも懐かしかったりとホットな部分に 人の心の闇が見え隠れする所が宮部さんらしい。"淋しい狩人"の最後の言葉が心に残ります。2017/04/14

かず1号

15
再読、古書店の雇われ店主とそれを土日だけ手伝う高校生の孫の掛け合いが微笑ましいライトミステリー。 嫌な事件もあるが主人公と孫の二人が和ませてくれる読後感が良い2013/09/06

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