出版社内容情報
海外美術美
アール・ヌーヴォー様式の代名詞のようにして語られることが多いミュシャ。舞台女優サラ・ベルナールの芝居のポスター、お酒や煙草やチョコレートなどの広告ポスター、それに豪華本の挿絵など、彼のグラフィック・アートの作品は、アール・ヌーヴォー様式の特徴をすべてそなえている。ボヘミアンな芸術家にしては珍しく、妻以外の女性関係がほとんどないと思われてきたミュシャにも実は同棲していた愛人がいた。 というエピソードを軸にミュシャとそのモデルとなった女性たちをテーマにした。彼は絵を創作する際に自らモデルの写真を撮ってからデッサンしたという。貴重なモデル写真の数々をとりあげながらミュシャの生涯を、多くの知られざるエピソードを散りばめながら語ってゆく。 100点以上の代表作を紹介すると同時に、図版を部分拡大し、美しい女性ばかりを描いたミュシャの作品の細部にいたるまで堪能する構成となっている。チェコでは、ミュシャの作品は美術館だけでなく、街の中で気軽に出会える。そうした場所を紹介すると同時に、パリや日本でミュシャの作品が見られる美術館を紹介。プラハ市内の地図と各美術館の住所、開館時間、交通手段などの情報をも収録している。
島田 紀夫[シマダ ノリオ]
著・文・その他
内容説明
世紀末パリを席巻した“ミュシャ・スタイル”その全貌を捉えた初の画集。ミュシャ作品および関連図版120点。ミュシャ生涯の足跡と、世紀末パリの動向を標したファン待望の画集。
目次
図版 アール・ヌーヴォーの美神 サラ・ベルナール
ミュシャとアール・ヌーヴォー
ミュシャの生涯と作品
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ごへいもち
森園
marcocame
瀬谷