出版社内容情報
少年から大人まで楽しめる、現実味をおびたハラハラドキドキミステリー。
米国では発売早々、児童書ベストテン入り。ドイツでもすぐに初版を売りきったという、話題の英国産ベストセラーのファンタジーミステリーです。『ハリー・ポッター』が大きな話題を提供しましたが、その作者が激賞したという小説です。『ハリー・ポッター』が空想の世界のイメージをふくらませる本ならば、この『ダレン・シャン』は実際に起こるかもしれないと思うような現実味をおびた世界を舞台に選んでいます。英国の子どもたちが作者のホームページにメールを寄せています。「今まで読んだ本の中で、最高におもしろかった。ハラハラ、ドキドキの連続で……他の本のように退屈する暇がない」などなどと。
ダレン・シャン[ダレンシャン]
著・文・その他
橋本 恵[ハシモト メグミ]
翻訳
内容説明
主人公ダレン・シャン少年は、偶然に奇怪なサーカスのチケットを手に入れた。そのサーカスを見にいった夜から、彼は数奇な運命を背負ってしまう。親友の命を救うために、ダレンが正体不明のバンパイアと取り引きしたこととは…。
著者等紹介
橋本恵[ハシモトメグミ]
翻訳家。東京生まれ。東京大学教養学部卒。大手都市銀行に勤務ののち、翻訳業に専念する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
47
怖い~!Σ( ̄□ ̄;)2018/09/11
b☆h
44
ハロウィン読書で読みたかったけど間に合わず。友達が見つけた〝フリーク・ショー〟に行ったのがきっかけで、ぼくの運命は大きく狂い出すー好奇心を刺激する内容は、大人も童心に返れ楽しめる。子供の冒険譚が大筋になっているが、友情や家族愛もリアルに描かれていて涙する場面も。何ごとにも直向きな子供時代が懐かしく、そこから遠く離れてしまったことが少し寂しくも感じる。シリーズものだとは知らなかったので、続きも読みたい。2022/11/03
kaizen@名古屋de朝活読書会
32
こわいけど,なんかわくわくする話。 子供が危ない世界に入って行く。 何が危なくて、何が危なくないか。 何が正しくて、何が正しくないか。 何が良くて、何が悪いか。 境界線をさまよって行くような感じ。 不思議冒険物語。 2009/05/06
Shinya
26
ひっさしぶりに再読。子どもの頃、ワクワクしながら読んでたな。2021/09/29
くろり - しろくろりちよ
26
※ネタバレ注意※シルク・ド・フリークのチラシ、手に入れたたった二枚のチケットと掴み取った幸運、バンパイアになりたかったけれど拒否されたスティーブとの決裂、ダレンがバンパイアになることによって訪れた永遠の別れ…。一巻から伏線が山盛り。ひとつとして見逃していいシーンはない。初めて読んだ時、ダレン自らの葬儀のところで鳥肌。こんなシーンを児童書で、こんな風に書いてしまうなんて!衝撃が忘れられません。大人になっても楽しめる本。2012/07/27