講談社選書メチエ<br> ゾロアスター教

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講談社選書メチエ
ゾロアスター教

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062584081
  • NDC分類 168.9
  • Cコード C0314

出版社内容情報

すべての宗教思想は古代ペルシャから始まった。現地調査と最新の知見をもとに描く、ゾロアスター教の全貌。世界は光と闇の永遠の闘争の舞台である。すべてがわかる決定版! 光と闇の闘争、天国と地獄、最後の審判、メシア思想――「宗教」の源流は古代ペルシアにある。「アーリア性」をキーワードに、現地調査と最新の知見をもとに描くゾロアスター教の全貌。(講談社選書メチエ)

第1章 古代アーリア民族と彼らの宗教
第2章 原始ゾロアスター教教団の成立――二元論と白魔術の世界観
第3章 ゾロアスター教以外の古代アーリア人の諸宗教
第4章 ゾロアスター教の完成――サーサーン王朝ペルシア帝国の国教として
第5章 ペルシア帝国の滅亡とアーリア人の宗教叛乱、そしてイスラーム改宗
第6章 ゾロアスター教からイラン・イスラーム文化/パールスィーへ
終章 ヨーロッパにおけるゾロアスター幻想


青木 健[アオキ タケシ]
著・文・その他

内容説明

光と闇の闘争、天国と地獄、最後の審判、メシア思想―「宗教」の源流は古代ペルシアにある。「アーリア性」をキーワードに、現地調査と最新の知見をもとに描くゾロアスター教の全貌。

目次

第1章 古代アーリア民族と彼らの宗教
第2章 原始ゾロアスター教教団の成立―二元論と白魔術の世界観
第3章 ゾロアスター教以外の古代アーリア人の諸宗教
第4章 ゾロアスター教の完成―サーサーン王朝ペルシア帝国の国教として
第5章 ペルシア帝国の滅亡とアーリア人の宗教叛乱、そしてイスラムーム改宗
第6章 ゾロアスター教からイラン・イスラーム文化/パールスィーへ
終章 ヨーロッパにおけるゾロアスター幻想

著者等紹介

青木健[アオキタケシ]
1972年生まれ。東京大学文学部イスラム学科卒業。同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門はゾロアスター教、イラン・イスラーム思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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サアベドラ

24
古代イラン・アーリア人の諸宗教、すなわちゾロアスター教とその周辺についての歴史と影響をまとめた一般向け概説。著者は古代イラン人の歴史とその宗教の専門家。善悪二元論や終末論を備え、キリスト教やイスラム教はもとより、大乗仏教に影響を与えた可能性も指摘されるゾロアスター教だが、史料が少なく、特に成立に関しては始祖ザラスシュトラの生涯を含め多くが謎に包まれているという。どうもサーサーン朝ぐらいまではイラン人の支配宗教ですらなかったらしく、経典までもはっきり定まっていなかったそうな。古いようで新しい、不思議な宗教。2018/12/07

いくら丼

13
ゾロアスター教成立の背景、その後の分化や伝播、現代と、広く記した概説書。個人的には少々物足りなかったものの、度々ユーモアの過る著者の筆致はさくっと読みやすく、一般の入門には良さそう。終章、西洋で翻弄されたザラスシュトラ像の話は面白かったです。ナチスぇ……。一点、ササン朝時代の女性に関しての記述。どうも文化の担い手が男性しかいないような書き方で、「やっぱり資料の偏りや社会構造だろうか」と思ったら……なるほどそもそも宗旨が男性「優位」を超えて、完全に男性視点だったんですね(笑)付録の『教訓の書』を読んで納得。2021/10/07

ジュンジュン

11
イスラームのもと消え去ったゾロアスター教の栄枯盛衰。専門家の矜持というか拘りだろうが、「ハカーマニシュ朝のダーラヤワウ1世」って誰?(=アケメネス朝のダレイオス1世の事)。このような固有名詞で躓くが、細部は別にして大きな歴史の流れは分かりやすい。2019/09/02

nori

10
It is pity that author did not explain how accept Islam by آریا‎ as they were enjoyed for epicurean lifestyle in Sasanian dynasty. Btw, there are several couple of name of اهورامزدا and اهریمن as well as زردشت himself. アフラマズダ・アーリマン is modern Persian 2021/11/24

テツ

8
アーリア人と彼らによる信仰。古代ペルシアに端を発するゾロアスター教の教義。現代社会に溢れる様々な宗教の教義や神話の根源にはゾロアスター教が(そしてそれが誕生するまでに生まれた思想が)あるのかなと思った。軽い興味で手を出すにはかなり難解な部分もあるけれど無駄な知識欲がビンビン刺激されて心地良いので、時間があるときにゆっくりど読み進めるのがオススメ。2014/11/03

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