内容説明
人生は矛盾の連続だ。しばしば直面する「あちら立てればこちらが立たず」の状態をどうするか。創造的なアイディアがひらめくための三段階とは何か。合理を超えた〔非〕と隠された〔智慧〕が潜在能力を開花させる。最先端のロボット工学を究めた著者が、「非まじめ」のエキスと自由自在の超発想を伝授する一冊。
目次
第1章 現実の「矛盾」状態をどうとらえるか
第2章 頭脳が全開する「全機」のすすめ
第3章 「合理」ではなく「非」で考える
第4章 大自然の「神秘」を知り、「自在」に生きる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ご〜ちゃん
1
随分昔の本だが、今読んでも内容は古びていなく、とても面白い。エレベーターが混雑して困るという不平に対して、ある大学の三つの研究室に、混雑緩和のための研究を委託した話が面白かった。与えられたテーマに固執せず、そのテーマの奥に横たわっている真実に迫ることの大切さを知ることが出来た。2014/02/13
startvalue
0
★★★★★2017/04/08
ipusiron
0
1998/9/2読了
とま
0
矛盾から「全機」させるには。我を忘れる、無我夢中で取り組むことが全機へのヒントになり大事な事。矛盾の元凶は人間の大脳とあるが、人間には他の動物とは違い理性や感情が付いてくるため厳しいものがある。人間にとっての課題を提示してくれる書。2024/01/14