世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所
アマゾンの料理人―世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062208772
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

バックパック1つでイタリアに渡り、世界各地の名店で修業したテツが辿り着いたのは、なんとアマゾン。食と出会いの冒険エッセイ!美味しいって結局なんだ?
「エル・ブジ」、「ガストン」etc.――
数々の名店で修業したシェフが南米アマゾンから教わった
☆☆☆を超え、大地に根ざした“美味しさ“の本質。
川上弘美氏、角幡唯介氏も惚れ込んだ!
グローバル時代の料理界に新風を呼ぶ男がおくる、笑いと感動と勇気のエッセイ。

「同世代の日本人にこんなガッツと行動力、情熱と洞察力がある人がいたことに感嘆する。全てのビジネスパーソンに勧めたい。最近読んだノンフィクションの中で一番面白かったです」――ライフネット生命社長 岩瀬大輔

フルーツみたいなカカオ、濃厚な原種の鶏、カピバラに女王アリ!?
衝撃の食材を、採って、料理して、食べまくる!
○孤立部族の村でスパルタホームステイ
○風邪薬はジャングルのハチミツ
○カカオ栽培の村をフェアトレードで救う

はじめに そうだ! 料理人になろう
第1章 冷たいシャワーとパスタ修業
第2章 マフィアのボスが愛するウェディングケーキ
第3章 世界一予約の取れないレストラン
第4章 対決「プラダを着た悪魔」in MILANO
第5章 現代“ピッツァ”百珍
第6章 南米初上陸に野犬の洗礼
第7章 料理で国を動かす男
第8章 アマゾンでスパルタホームステイ
第9章 カカオ村と運命の出会い
第10章 ガリンペイロと孤立部族の真実
第11章 アマゾン、そして僕のこれから
第12章 対談 太田哲雄×川手寛康(「フロリレージュ」シェフ)


太田 哲雄[オオタ テツオ]
著・文・その他

内容説明

美味しいって結局なんだ?「エル・ブジ」ほか数々の三ツ星店で修業。旅と出会いの末に南米アマゾンから教わった食べること、生きることの本質。グルメ界で話題騒然のシェフがおくる、笑いと勇気と感動のエッセイ。

目次

はじめに そうだ!料理人になろう
冷たいシャワーとパスタ修業
マフィアのボスが愛するウェデングケーキ
世界一予約の取れないレストラン
対決「プラダを着た悪魔」in MILANO
現代“ピッツァ”百珍
南米初上陸に野犬の洗礼
料理で国を動かす男
アマゾンでスパルタホームステイ
カカオ村と運命の出会い
ガリンペイロと孤立部族の真実
アマゾン、そして僕のこれから
太田哲雄×川手寛康 アマゾンと“どSツアー”からの生還

著者等紹介

太田哲雄[オオタテツオ]
1980年、長野県白馬生まれ。19歳で伝手もなくイタリアに渡って以降、料理人として、イタリア、スペイン、ペルーと3ヵ国で通算10年以上の経験を積み、2015年に日本に帰国。イタリアでは星付きレストランからミラノマダムのプライベートシェフ、最先端のピッツァレストランで働き、スペインでは「エル・ブジ」、ペルーでは「アストリッド・イ・ガストン」などに勤務。現在は、料理をする傍ら、アマゾンカカオ普及のため幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

73
最先端料理の「エル・ブジ」でも修行し、そこに疑問をいだき、南米へ。美食を求めてアマゾンまで。見せかけでない本当の食材と料理の美味しさを追求する。この行動力。ミラノマダムのプライベートシェフをした話も面白い。さすがにアマゾンまで行こうとは思わないが、太田さんの料理食べてみたい。2018/11/21

Mr.チャーリー

62
三ツ星レストランをはじめ、イタリア、スペイン、ペルーの数々のレストランで修業された著者である太田シェフ。旅と出会いの末にペルーのアマゾンから食べること、生きることの本質を学びます。美味しさの本質を追求していく姿には本当に感心してしまいます。ゾウムシの幼虫を生で食べたり、珍道中とも思える数々の経験をしたりして、行き着いたのがアマゾン料理。その調理法は至ってシンプルで、食材の旨みが最大限に生きているそうです。これからの太田シェフの活躍が楽しみで、太田シェフの料理をぜひ食べてみたいです。2018/05/08

猿吉君

59
タイトルから想像するアマゾン関係の内容は全体の30%程度、しかしながら著者の料理にかける情熱には心を揺さぶられました。①日本でお店を開いて欲しい、作中に出てくる料理をめっちゃ食べたくなるので。②料理というものの可能性が無限にあるっていう事がよく判りました。④でもタイトルにするならアマゾンの食材や料理について全体の半分以上は書かないと。点数70/100→出てくる料理はとにかく美味しそう、でも本としては著者の人生エッセイという印象でやや思っていたものとは違いました。2021/04/13

booklight

37
【読友本】タフだなぁ、憧れてしまう。イタリア留学から始まるも上級コースで合わなく街を放浪するところからイタリア料理、個人料理人、スペイン エル・ブジ、ペルー料理、アマゾンとガンガン働く場所も料理も変えていく。最後はアマゾンのカカオを片手に日本に帰ってきて、カカオの販路を広げつつ、食にかかわる活動、レストランも建てたみたい。現地の食こそおいしい、というのはごもっともで、技術もセンスもあるならおいしくないはずはない。サステナブルな話もいいけど、きっと本や言葉や料理人に納まりきらない人。今後の活動も楽しみ。2022/01/08

R

31
料理人でもあり実業家でもある著者の半生を描いた本でした。料理へのこだわりと料理修行の話も面白いのだけども、その途中で出会った南米、中米の面白さ、そして食材や料理を探してその奥地へと進むにつれて、もう料理関係の本じゃなく、ただの冒険本になってしまっているのが面白い。実業家の面として、出会ったカカオや様々な食材の生かし方についてチャレンジをしている部分も読み応えがあるけど、アマゾンの奥地で水銀に汚染されている魚も食べてしまえるタフさが魅力的でありました。凄い人がいるなぁ。2018/08/25

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