出版社内容情報
美瑛の丘の春夏秋冬ベストショット266点を収録
前田真三の代表作、北の大地が奏でる光と色の詩
前田 真三[マエダ シンゾウ]
著・文・その他
内容説明
前田真三の代表作、北の大地が奏でる光と色の詩。美瑛の丘の春夏秋冬ベストショット266点を収録。
目次
春の大地
夏雲の丘
秋の彩り
白い幻想
著者等紹介
前田真三[マエダシンゾウ]
1922(大正11)現東京都八王子市下恩方町に生まれる。1941(昭和16)府立織染学校(現都立八王子工業高校)卒業。拓殖大学入学。1948(昭和23)日綿實業株式会社入社。1967(昭和42)株式会社丹溪を設立し、写真活動に入る。1974(昭和49)はじめての写真集『ふるさとの四季』(毎日新聞社)刊行。1980(昭和55)全国カレンダー展で各賞受賞、新聞広告により朝日広告賞受賞。1984(昭和59)日本写真協会賞年度賞を受賞。1985(昭和60)『奥三河』(グラフィック社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。1987(昭和62)北海道美瑛町に写真ギャラリー拓真館を開設。1996(平成8)勲四等瑞宝章受章。1998(平成10)11月21日、心不全により逝去。享年76歳。美瑛町特別功労者章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chantal(シャンタール)
85
湊かなえさんの「物語のおわり」に何度か登場する拓真舘。懐かしくて引っ張り出して来てしまった。初めて前田真三さんの美瑛の丘の写真を見た時の衝撃。それから美瑛に行きたくて行きたくて、もう20年くらい前になっちゃうんだなあ、初めて行った時には感動して涙が出てきた。三年くらい前に再訪した時も楽しかったなあ。すごく人が増えててビックリしたけど。時々「丘に帰りたい」って思うくらい美瑛が好き。また行きたいなあ。それまでに運転、練習しておかなくちゃ😅2019/08/18
momogaga
38
美瑛の丘の素晴らしさを再認識させてくれました。春夏秋冬、いつ訪れても感動を与えてくれるだろう。2023/05/06
mai
28
美瑛の丘の春夏秋冬。日本の風景であることに驚きです。心に残ります。2015/06/07
Tomokazu Kumada
20
1971年、約3ヶ月をかけた日本列島縦断撮影行の終盤に出会った北海道美瑛町と上富良野町一帯にあるヨーロッパの田園を思わせる様な美しい丘陵に心を奪われた写真家『前田真三』が、以後足繁くこの丘陵地帯に通い写真に収め続けた北海道の大地の写真集。初めて見る写真のはずなのに何処かで見たことがある様な気がする美瑛町と上富良野町の丘の風景。遅い春が訪れ、短く熱い夏が過ぎ去り、実りに溢ふれた秋を迎え、静寂に満ちた厳しく長い冬が続く、表情豊かに移り変わっていく北海道の丘の1年を266点にも及ぶ膨大な写真で綴った写真集。2013/06/06
のんの
1
北海道の季節の写真集。広大だなぁ~というか、日本とは思えないような絵本の世界のような写真がたくさんあった。冬の写真は、白さと寒さと静けさを感じた。2021/10/24