内容説明
微分方程式と古典制御理論のつながりから丁寧に解説する、大学・高専向けの教科書。数学的なフォローが充実、満載で、わかりにくいと言われる「伝達関数」の意味がわかります。
目次
制御とは―微分方程式とのつながり
システムの数学モデル
伝達関数の役割
動的システムの応答
システムの応答特性
2次遅れ系の応答
極と安定性
制御系の構成とその安定性
PID制御フィードバック制御系の定常特性
周波数特性の解析
ボード線図の特性と周波数伝達関数
ナイキスト安定判別法
ループ整形法によるフィードバック制御系の設計
著者等紹介
佐藤和也[サトウカズヤ]
博士(工学)。1996年九州工業大学大学院工学研究科設計生産工学専攻修了。現在、佐賀大学大学院工学系研究科准教授
平元和彦[ヒラモトカズヒコ]
博士(工学)。1994年秋田大学大学院鉱山学研究科生産機械工学専攻修了。現在、新潟大学大学院自然科学研究科准教授
平田研二[ヒラタケンジ]
博士(情報科学)。1999年北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科修了。現在、長岡技術科学大学工学部機械系准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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