歴史群像シリーズ
朝鮮戦争 〈下〉 中国軍参戦と不毛の対峙戦

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  • サイズ B5変判/ページ数 185p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784056021301
  • NDC分類 221.07
  • Cコード C9422

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

富士さん

4
上巻に続いて再読。数年前に日本を敗北に至らしめたアメリが軍が建国から日の浅い小国の北朝鮮や装備の劣る中国に一時的に圧倒され、最終的に勝利の決定打を欠いた事実、韓国軍の首脳の多くが日本式の教育を受けていた事実はもっと注目されていいと思います。物量の差や個々の技術などのハード面は敗北の言い訳にはならない。ハードの違いは工夫や柔軟な対応で強みにも隠すことも出来るのに、それをせず、亡びるに任せた日本の底なしの怠惰が、この戦争から見えてくる気がします。そして、そのことが未だに直視されていない気がするのです。2019/11/11

メロン

3
「閣下私も兵隊です。中隊長に命じられれば死ぬまで守り切ります」開戦初期北朝鮮軍の電撃的侵攻に晒され壊滅している中、マッカーサー元帥に「どれくらい持つか?」と聞かれた際の韓国軍軍曹の返答である。 オルガン戦争と言われるほど戦線の推移が激しく、甚大な被害をもたらした朝鮮戦争。巻末には助けられるものは助けるものへ、信頼を与えなければならない。でなければ助けることは出来ない。といった趣旨の〆がされている。これはアフガンとウクライナの記憶が新しいこの時代にとっても示唆的な戦争であると感じた。2023/06/03

ビタミン

0
★★★☆☆2009/01/26

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