内容説明
「私はいつまでも一介の坑夫である」。思考の鉱脈を探して、ひたすら「自ら思索する」ことを、そして「真に生きる」とは何かを追い求めた西田幾多郎。既存の枠組みを徹底して問い直すその哲学は、今なお国内外で新たな思考を啓発し続けている。―西田自身の言葉に「生の脈動」を読みとりつつ、その思索の軌跡へと読者を導く案内の書。
目次
序章 生きることと哲学
第1章 西田幾多郎という人―悲哀を貫く意志
第2章 根源に向かって―純粋経験
第3章 生命の表現―芸術
第4章 論理化をめざして―場所
第5章 批判を超えて―世界と歴史
第6章 具体性の思索―行為と身体
第7章 真の自己へ―宗教
第8章 東洋と西洋のはざま―新たな創造に向かって
終章 西田哲学の位置と可能性
著者等紹介
藤田正勝[フジタマサカツ]
1949年三重県に生まれる。1978年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1982年ドイツ・ボーフム大学大学院ドクター・コース修了。専攻は、哲学、日本哲学史。京都大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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