岩波文庫
海東諸国紀―朝鮮人の見た中世の日本と琉球

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  • サイズ 文庫判/ページ数 440,/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784003345818
  • NDC分類 291
  • Cコード C0121

出版社内容情報

李氏朝鮮最高の知識人でハングル制定にも寄与した申叔舟(一四一七~七五)が,日本と琉球の歴史・地理・風俗・言語等の実情を克明に記した書(一四七一).当時,李朝の外交担当官が常に座右においた書物で,日本・琉球が朝鮮人からどのように理解・意識され,どのように応接されてきたかを知ることのできる貴重な文献.影印・索引を付す.

内容説明

李氏朝鮮の最高の知識人でハングル制定にも寄与した申叔舟(1417‐75)が、日本と琉球の歴史・地理・風俗・言語・通交の実情を克明に記した書(1471)。当時、李朝の外交担当官が常に座右においたといわれ、日本・琉球が朝鮮人からどのように理解・意識され、どのように応接されてきたかを知ることのできる貴重な文献である。影印・索引を付す。

目次

海東諸国紀(海東諸国紀序;海東諸国紀目録・凡例;海東諸国総図;日本本国の図;日本国西海道九州の図;日本国一岐島の図;日本国対馬島の図;琉球国の図;熊川齊浦の図;東莱富山浦の図 ほか)
海東諸国紀影印(原文)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lily

117
申叙舟が何者かを知れば、尚更岩波文庫で読めることに深く感謝せずにはいられない。当時の日本人でもここまで自国の地政を知り尽くした者が何人いただろうか。時代の隔たりはあっても朝鮮との距離感は無く、とても身近な存在に感じられる。2020/02/22

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