竹書房文庫
わたしには家がない―ハーバードに行ったホームレス少女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 363p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812499245
  • NDC分類 936
  • Cコード C0197

内容説明

9歳でホームレスとなり、母とともに12歳までに20回もの移動を余儀なくされた少女、ローラリー。母を疎ましく、恥ずかしく思いながらも愛し続けた彼女は、異父兄の死、不登校、逮捕といった、さまざまな苦しみを経て名門ハーバード大学に進学する。「ニューヨーク・タイムズ」をはじめ全米の新聞、テレビで紹介され、大反響を呼んだ元ホームレス少女による感動の自伝。

目次

わたしが生まれたわけ
シングルマザー
読書のよろこび
ふたりきり
異父兄姉たち
因果応報
ホームレス生活のはじまり
母が恥ずかしい
理想の学校
名前は変えられる〔ほか〕

著者等紹介

サマー,ローラリー[サマー,ローラリー] [Summer,Lauralee]
1976年11月5日カリフォルニア生まれ。父親の違う兄弟が4人、母親の違う兄弟が3人、血のつながりのない兄弟が2人いるという複雑な生い立ち。シングルマザーの母親とふたりでアメリカ中を放浪しながらホームレスとなるが、高校で恩師マック先生と出会い、ハーバード大学に進学した。卒業後は、カリフォルニア大学バークレー校教育学部の修士課程に進み、現在はボストンの公立高校チャールストン・ハイスクールで教師をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

huyukawa

1
感情のおもむくままの非理性的な行動というのはときおり芸術にみえる。本書ではあちらとこちら、違いがうむ疎外感とそれをのりこえる気持ちを思った。のりこえるには勇気がいる。ダイバーシティとはいうものの、本質的にはアメリカでさえもまだまざりあって生活をしているのではないことがうかがえた。2016/08/14

wealth

0
TSUTAYAで見掛けて即買いでした。ノンフィクションは面白い。ものっそ勉強した話かと思って買ったらそうではなく、生い立ちの話がメインでした。ハーバードの釣り効果半端ない。ハーバードはよくホームレス入学させてるイメージがあったので、著者目線のお高くとまってるハーバードは意外でした。お母さんの天真爛漫っぷりがすごいです。面白かった!後半は一気に読みました。お父さんを責めない著者は当時まだ20代過ぎたばっかだったろうに、器がでかいな。女性と結婚した、てのが納得でした。作中見事に彼氏の話が出てこなかったので。2014/06/16

MAMI

0
人との出会いが大切だなと思った。もしあのときにあの人と出会わなければ今の私はいないも同然。人との出会いを大切にしよう。2014/06/14

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