内容説明
聖地・甲子園を舞台にした、栄光と挫折とが交錯する七つの劇的なストーリー。
目次
第1章 「負けない」野球は続く―明徳義塾/河野和洋
第2章 横浜高校の「あ・うん」―横浜/渡辺元智監督・小倉清一郎部長
第3章 頂点に立てなかった名将―東海大甲府・相洋/大八木治監督
第4章 「さわやか清峰」の秘密―清峰/吉田洸二監督・清水央彦コーチ
第5章 脱「義足のヒーロー」宣言―今治西/曽我健太
第6章 運命のデッドボール―佐賀商/新谷博・四日市工業/井手元健一朗
第7章 松坂大輔になれなかった男たち―長崎海星/酒井圭一・天理/谷口功一
エピローグ 南の国から’06寓話―八重山商工
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姫
16
限られた戦力で知力を最大限に駆使して、強豪校の才能集団に立ち向かった人。かつて甲子園で輝きを放ちプロでの活躍を期待されながら、志半ばで解雇された人。プライドを捨てもがき苦しみ、それでも夢叶わなかった人。まさにスポーツは光と影。でも光も影も全て引っくるめて私には眩しく見えます。嬉しい言葉が一つ。かつて松井秀喜を5敬遠した明徳義塾の背番号8は「もし今、松井相手に敬遠のサインが出たら?」のライターの問いにあっさり「もちろん敬遠しますよ。」やっぱり勝負師はそうでなくっちゃ。この言葉で胸がスッとしました。2014/04/01
おくりゆう
7
光と影、というタイトルにあるようにマスコミに作られたきれいな物語の裏側に迫ったり、高校野球界の名コンビの話など興味が尽きない内容でした。いよいよ甲子園の季節、今年も楽しみです。2014/08/07
アーキー
0
★★★☆☆ 652016/01/03
渋谷英男
0
面白かった。甲子園行けるだけで凄いね。☆3.52015/12/11
kikizo
0
選手や監督の本音をよく聞き出せたことだと思う。「ここまで喋るか」みたいな内容もあり、”素”の人間を描いている。冷めた表現をする選手が意外と多いのに驚いた。2015/08/03