竹書房文庫<br> THE ARK 失われたノアの方舟〈下〉―タイラー・ロックの冒険〈1〉

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竹書房文庫
THE ARK 失われたノアの方舟〈下〉―タイラー・ロックの冒険〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 383p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812497968
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

「全ての内なる物を破壊する」―恐ろしい生物兵器によって人類絶滅計画―世界の再編と一部の人類だけを残す現代のノアの方舟―を企む、狂った大富豪ウルリック。豪華客船“ジェネシス・ドーン号”にて、人類壊滅計画の実行を図ろうとするウルリックの計画を察知したタイラー・ロックとディララは船に乗り込む。調査を開始する2人だったが、ウルリックによって先回りされ、逆にディララが拉致されてしまう。ウルリックと彼女の後を追うタイラー。世界各地での同時多発的に行われる計画の実行時間が刻々と迫る。タイラーは果たして計画を阻止することは出来るのか。そして“ノアの方舟”は本当に実在するのか?そしてそれはどのような形で存在しているのか?すべての謎はアララト山にあった…。

著者等紹介

モリソン,ボイド[モリソン,ボイド] [Morrison,Boyd]
作家、俳優、エンジニア。ジョンソン宇宙センターでNASAの宇宙ステーション計画に携わり、そこで嘔吐彗星(NASAが軽減重力研究計画に使う航空機の愛称。宇宙飛行士の無重力状態訓練に使用される)で飛ぶ機会を得た。バージニア工科大学で工学の博士号を取得後、大学で学んだことを活かし、トムソン/RCA(米のエレクトロニクス企業)で11の特許品を生み出す。以後、マイクロソフトのXbox部門を経て、作家に転向。また、プロの俳優でもあり、複数の映画、CM、舞台劇に参加

阿部清美[アベキヨミ]
翻訳家・通訳・ライター。映画雑誌、ムックなどでも翻訳、執筆を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

139
後半に入ってかなり話が急速に進んでいきます。ジェームズ・ロリンズのようなのりですが、まだまだそこまで行かないような感じがします。ただ結構話は面白く、また登場人物も強いのですが悪役もあっけなく退散という感じです。もう少し悪役も継続させてもいいのではという気がしました。2016/08/22

猿吉君

37
この手の冒険小説はどのぐらいトンデモなネタなのかが楽しみなのですがその点本作品は「そう来たか!」と楽しめました(^u^)①カッスラー・ロリンズインスパイアと判って読んでいたのでそこは納得。②タイラーちょっとリッチでセレブ過ぎ。③シリーズ化を睨んでヒロインとはスポットラブっぽい。④悪役はまあ想定しているタイプの人でした。⑤私はタイラーよりグラント派(笑) 点数80/100→通勤電車で読むのに適している(じっくり考えるよりノリで読める)ので続いて読みます(^o^)丿2020/07/17

ゆう

36
インディジョーンズかと思った上巻。下巻はナショナルトレジャーを思い出しちゃったよ。スピード感満載で面白かった。ノアの方舟を巡るタイラーとウルリックの手に汗握る戦い。武闘派たちが凄いわ。後手後手に回り、際どいところでくぐり抜け、先手をうったと思ったらやっぱり出てきちゃうんだよねぇいいとこどろうとするんだよ、悪役は。でもって吊り橋効果でいい感じになっちゃうんだよ、ヒーローとヒロインは。っていうこのアドベンチャーものの流れ。楽しんだ楽しんだ。タイラーシリーズ、これからも読もう。2016/02/15

RIN

33
聖書に精通していないせいで”伝説”「ノアの方舟」の解釈として興味深く読んだ。洪水よりは説得力があるような(笑)。ヒーロー、ヒロインたちが万能の超人ではなく、軒並み、油断楽観ちょいミス連発というのも好感。シリーズは4作まで出ているようなので他のタイラーロックの冒険を追いかけたい。著者はネットの自費出版から世界翻訳まで行った本作。映画を観てるようでありながら、文字で読む描写の緻密さを楽しめる一作(^_^)v2017/10/20

Panzer Leader

30
[第67回海外作品読書会]次々と降り掛かるピンチを振り払い、人類滅亡の危機を乗り越える様をアクション満載で描き切る。誰でも知っているノアの方舟と洪水の新たな解釈もなるほどねえと納得できる。難しく考えずスカッとするには最適な冒険小説でした。2016/07/28

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