内容説明
故英国皇太子王妃ダイアナとパキスタン人心臓外科医ハスナット・カーンとの知られざる恋―二人はロンドン市内の病院で出会い、恋に落ち、ダイアナが世を去るまでの約２年間、ひそかに交際を続けていた。カーンとの恋を通じ、ダイアナは結婚の破綻から立ち直り、イスラム世界への理解を深め、また慈善活動を通して弱者救済に関わりつつ、新たな人生を切り開いていく。カーンとの結婚を強く望んでいたと言われるが、その夢が叶うことはなかった…。ナオミ・ワッツ主演の映画『ダイアナ』の原作となった。世界が知らない“本当のダイアナ”を描いた、衝撃と感動のノンフィクション！
目次
第１部 ほんとうのダイアナ（「私は邪魔者」；「私は引き返したかった！」 ほか）
第２部 ロマンスへのプレリュード（「お役に立てることはありませんか」；「イムラン・カーンをご存じですか」 ほか）
第３部 ドクター（「患者にダメだと言っていることを、全部自分でやっている！」；「どこかでお会いしましたね」 ほか）
第４部 最後の夏（「ハスナット・カーンと結婚したい」；「ドクターにプリンセスと結婚するよう言ってください」 ほか）
著者等紹介
大城光子［オオキミツコ］
東京外国語大学中国語科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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tsubomi
5
2017.01.18-02.17:全世界に強烈な印象を残して早逝したプリンセス。王族としての華やかな表舞台と、別居や離婚などで揉めた私生活の陰にはいろんな秘め事があるのだろうな、と思ってはいましたが、アルファイド家以外にこんなにも親密につきあっていた一家がいたことは知りませんでした。パキスタン出身の男性医師との出会いと交際によって精神面で成長し、また心の安定を得ていく過程が一人の人間の生き方として興味深いものがありました。そして純真な人柄だけにその前後の不安定さもまた極端で、セレブ生活の大変さも再認識。2017/02/17
T66
1
映画をみて面白かったので本も読んでみました。本も面白かった！大変な人生を歩んで、大変な終わり方をした女性。元王妃、の立場のせいでハスナットとは一緒になれなかった、とは言え、元王妃だからできたこともたくさんあるわけで。ハスナット氏の、ダイアナとのことを沈黙する姿勢はかっこいい。だから彼女に愛されたのでしょうね。図書館本2014/01/21
さとみ
0
会社の方に一方的に貸して頂いて、読まねばならぬので読んだ。読み物としてそこそこおもしろく、ダイアナに熱狂した世代ではない私もそれなりに読めた。ダイアナさんって勉強熱心なんだね。2014/05/24
diana
0
地雷問題や社会的立場で弱い人たちに目を向けていたダイアナ妃がどのような人生を過ごしてきたかを少しでも知れたらと思い読んだ。彼女が最後に過ごした日々。それは、あまりにも辛く寂しかった。運命の出会いが彼女を変えていく。2013/11/17
あまあま
0
★★☆☆☆2013/10/21
