タソガレ文庫<br> クロとシロの囲い屋敷

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タソガレ文庫
クロとシロの囲い屋敷

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812496619
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

『平成24年8月12日までに、芦屋家長男・犀一郎とその妻沙希、次男・犒次、長女・犁、三男・牽三、横浜在住の作家・竜崎緑、外神田の便利屋・迎玄人と素人を我が屋敷に招集せよ。数多の血と屍の中で沙希が新たな命を産み落とせし時、真の遺産が明らかになる―』稀代の相場師、芦屋済が死んだ。昭和58年に書かれた彼の遺言書には、なぜか当時生まれてもいない作家・竜崎緑の名が…。予言めいた遺言書に導かれ、緑は屋敷がある孤島、古銭島へと赴く。島には芦屋一族の棲む奇怪な造りの蔵と屋敷があった。そして始まる陰惨な連続殺人事件…究極の孤島館モノミステリ!

著者等紹介

寺川智人[テラカワノリト]
神奈川県出身、実話怪談コンテスト「超‐1/2008」で注目され、2010年、『恐怖箱 精霊舟』(竹書房ホラー文庫刊)で実話怪談作家として共著デビュー。また2009年、創作ホラーコンテスト「怪集」に参加、優勝を果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆kubo

7
なんかどのジャンルに属するのかよくわからない話だな。見取り図があるから本格ミステリかと思いきや、便利屋の二人組には何やら能力があるし。しかもあまり説明がないのですっかり置いて行かれた気分でした。前作があってこれは続編なのかと思ったくらいです。借り物で良かった。2013/11/03

木冬

4
表紙で受ける印象よりかは怖くない。ホラー小説家である縁と、顔は似てても何もかもが正反対なクロとシロ。この三人の掛け合いがほのぼのとしていてホラー系だということをすっかり忘れてしまいました。普段はぼんやりしている縁だけど、推理の時はまるで別人のように切れ者になる。推理物の定型ともいえるパターン。何となく犯人がわかる内容で、一緒に推理しながら読むと面白いです。ホラー作家が主人公ということで、妖怪のことも少し触れていて、妖怪好きとしては嬉しい限り。この三人の可愛らしい掛け合いが好きなので、今後も続かないかなぁ。2014/01/24

tow

4
まず、タイトルにいるシロとクロの扱いに疑問。それから作者の気になった事柄がモチーフになっているのだろうが、それらが生かされていない。見立てにするなら、ちゃんとする、孤島ものにしたいならちゃんとする、密室を書きたいならちゃんと書く、全て制覇したいのなら、ちゃんと越えるべき。主人公のボンヤリで貫こうなんて甘過ぎ。かなり残念。2013/12/31

ほんだや

3
ホラー?と思って読んだらミステリー?超能力もの???不思議な話だったな。とってもご都合主義な推理展開だったけど…主人公のぼんやり具合とシロとクロの掛け合い漫才が面白い。続かないかな〜読みたいな〜2013/11/04

No.7

0
納得いかない所が沢山ありました。2016/10/14

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