内容説明
家族の絆を再び一つにするはずの新居。そこには過去に館で殺された者たちの霊が存在し、“実体”を伴っていた―驚愕の真実に気づき始めたベン、ヴィヴィアン、ヴァイオレットのハーモン一家。一刻も早く家を売ろうとヴィヴィアンは内覧会を開き、購入希望者が現れる。だが、館に執着するコンスタンスとラリーが阻止しようと画策。一方、ヴィヴィアンのお腹の中で双子が着々と育つなか、ベンへの復讐に燃えるヘイデンは双子を奪うよう、ノーラをそそのかす。次々と起こる不思議な現象に徐々に精神を蝕まれていくヴィヴィアン。ヴァイオレットもまた、テイトの真実の姿を知り絶望に駆られるが…。果たして、生まれくる双子は“穢らわしい”ものなのか…?禁断のエロティック・サイコ・ホラー完結編!
著者等紹介
入間眞[イルマシン]
翻訳家・ライター・脚本家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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