ラズベリーブックス
砂漠の黒い瞳にとらわれて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 359p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812495100
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1895年オスマン帝国。アメリア・ライダーはアメリカからコンスタンティノープルに住む伯母ベアトリスの家へ向かっていた。両親が事故で亡くなり、遺言で伯母を後見人に指名していたためだった。ほとんど知らないベアトリスと、しかも異国で暮らすことに不安なアメリアを、さらに予想もしなかった運命が待っていた。乗っていた馬車が反乱軍に襲われ、首領のマリクにさらわれてしまったのだ。マリクたちはオスマン帝国の王スルタンの圧政に抵抗しており、資金稼ぎのために西洋人が乗った馬車を狙ったのだ。奴隷として売り飛ばされると覚悟を決めたアメリアだったが、なぜかマリクは彼女を売らずにそばにおく。自分をさらった男に反発しながらも、やがてアメリアは彼に秘められた哀しみと誇りを知り、心を通わせ始める…。さらわれた令嬢と復讐に燃える黒い瞳の戦士が運命に翻弄される、砂漠を舞台にしたヒストリカルロマンス。

著者等紹介

マレク,ドリーン・オウェンズ[マレク,ドリーンオウェンズ] [Malek,Doreen Owens]
学校の教師からロースクールに入学。法学博士号を取得した直後に母親が亡くなり、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yoko Kakutani 角谷洋子/K

3
私が好物のシークもののヒストリカルロマンスである。ハラハラドキドキ物語の起承転結はあるのですが、ヒーローが民主主義運動のためとはいえ、美女を攫って奴隷市場で売って活動資金を稼ぐ、という行動をとっているので反発を感じてしまう。 ラブシーンももっとホットに盛り上げて欲しかったですね。 でも当時の衣装描写とか凝っていてなかなか細部のリサーチ力がありました。2021/10/31

まめもち

0
「シークと青い瞳の花嫁」続編。前作ヒロインのサラのいとこ夫婦の姪が今作のヒロイン。誘拐犯と恋に落ちる設定。盗賊のリーダー、マリクはロクサーヌ王女と駆け落ちした相手の弟。サラ夫婦も主要人物として出てくるし、懐かしく読める一冊。血縁はなくてもさらわれやすい一族という再登場の大使館員の言葉がこのシリーズをうまく表してるw2016/07/08

hiroko

0
まあまあかな。誘拐されて恋に落ちるって、ストックホルム症候群か??アラブものとかにはよくある設定なのか?2016/03/01

kokorika

0
ありがちな設定だったがそれなりに楽しめた。しかし、これから二人はどんな生活をしていくのかが気になる。前作を読んでなくても違和感なく読めたが、前作の夫婦が主要なところで二人を手助けしているので、読んでいた方がさらに楽しめたと思う。2015/07/22

Mei♪

0
金髪の美女が、シークもしくは本来ならシーク?みたいな男性に拐われて、お互いに惹かれ合って…これもよくあるパターンのストーリーでした。でも、まあ面白く読めました。2014/09/22

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