ラズベリーブックス
星降る夜にワルツを

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  • サイズ 文庫判/ページ数 581p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812495094
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1890年。アメリカの富豪令嬢、オーレリアは双子の姉エミリアと共にロンドンに花婿探しに来ていた。もっとも、落馬の事故で顔と足に傷を負った彼女にその気はなかったが…。ある舞踏会の夜、好奇の目にさらされるのを避けるため、オーレリアは温室で邸内から漏れ聞こえるワルツの調べに合わせ体を揺らしていた。そこへやってきたジェームズという紳士は「傷や障害でその人が決まるわけではない」と言い、彼女にダンスを申し込む。星空の下で花に囲まれ踊ったワルツ、そして彼の言葉によって決心したオーレリアは家族と離れ、リハビリに取り組む。1年後、ふたたびロンドンを訪れた彼女はジェームズと再会するが、彼はエミリアの婚約者となっていた…。期待の新人作家パメラ・シャーウッドのデビュー作、ついに邦訳!

著者等紹介

シャーウッド,パメラ[シャーウッド,パメラ] [Sherwood,Pamela]
家族全員が教師という家に育ち、自身も数年にわたって大学で文学とライティングコースを教えたのち執筆活動に専念した。英文学博士で専門はロマン派とビクトリア時代。南カリフォルニア在住。『星降る夜にワルツを』がデビュー作

旦紀子[ダンノリコ]
東京生まれ。成城大学文芸学部英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

矢田ふみえ

4
双子だからこそ互いを思いやる気持ちがつらく相手が、いて良かったねって気持ちになるね。事件もからまって最後まで読ませた。2018/09/30

まみ子

4
ヒーロー・ヒロインの距離がなかなか近づかないからもやもやしました。従兄弟の死の真相を探ったりといろいろ事件もあったけど、2人に進展があるのは終盤なのでちょっと読むのがしんどかったです。2015/10/10

キッチンタイマー

3
ロマンス小説として読むと関係がなかなか進まないのが地味に思えるかもしれないけど面白かった。飽きて他の本に手が出る感じがしない。長いけど。終盤いよいよ妹が板挟みになった葛藤のシーンなど心理描写が緻密で言葉足らずにならない。筋書きと美しいコーンウォールの海岸と心の移ろいを堪能した。古典作品のような。しかし充分に古典を読んでいないので、アガサクリスティを思い出し(笑)トマスの沈黙に秘めた恋も想像力を刺激するなあ。2014/01/08

uni

1
とっても切なそうなあらすじにひかれて購入したのですが、それほど切ない感じもせず終わってしまいました。全体的にぼやけた印象だった。特にヒーローの気持ちがあまり伝わって来なかったのが残念。これはシリーズものらしいのですが、次作の方が期待出来そうな感じがします。2013/06/20

Mei♪

0
分厚過ぎて、ちょっと引いちゃったけど、面白く読めました。登場人物が多くて、ごちゃごちゃ感もあるけど、この中からスピンオフが出て来そうで期待してます。次回作も読みたいです。2013/08/17

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