ラヴァーズ文庫<br> 心に愛は満ちてるか?

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ラヴァーズ文庫
心に愛は満ちてるか?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 206p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812494851
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

相馬の勤める『よろず屋』に、ある珍しい依頼が舞い込んでくる。「夫が男と浮気している」。調査を始めた相馬が見た、『男が入れ込む男』とは、外見、職業ともにこれ以上ないほど、普通のおじさんで…!?調べていくうちに、依頼人の夫の他にもおじさんこと・樋口を狙っていそうな男たちが続々と出てくるが、当のおじさんは全く気がついていない様子。ある日、貞操の危機を救うため、思わず樋口を助けてしまう相馬だが!?イケメン調査員VS普通(?)のおじさん。天性の魔性男に惑わされるな!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

33
田之倉のように見初められての逆玉の輿は男にとって相当ストレスとなるものなのか。学生時代から友人の樋口はとてもいい匂いがするらしい。それをフェロモンと言う、らしい。フェロモンを垂れ流してる男がおじさん?一体想定年齢はいくつやねんと考えながら・・24の男の子におじさんと呼ばれるくらいだから50前?いや、それじゃアクロバットに近いポーズなんてとれませんわなぁと楽しく読ませてもらいました。30代で可愛げがあって癒し系?・魔性の男だなんてとんでもない。人間のできた店長さんに惚れた相馬君ガンバレってと応援したくなる2018/10/25

せ〜ちゃん

32
★★★ オヤジとはいかない30代半ばのおっとりした男とイケメンの若者の組み合わせ。 何でも屋の従業員:相馬が担当した依頼は、妻が夫とその親友:樋口との関係を疑ったゲイ疑惑絡みの浮気調査で…調査する間に樋口へあらぬ気持ちが芽生えてしまうというお話♪ ある種の魔性なのか…でも樋口は誰に対しても真摯に向き合っているかと思われ、特に嫌悪感も好感も無かったなぁ…相馬が樋口を構ってしまうのも、樋口が相馬だけに特別な想いを抱いてしまうのもちょっと弱い気もするけど、相馬の気持ちは手に取るように分かった♡ サラッと読了♪2016/11/09

那義乱丸

20
無自覚天然タラシの受にノンケイケメン攻が堕ちていくという流れは面白く読めたのだけど。ゆるキャラ樋口は可愛いと思うが彼のどこが魔性なんだか?それがわからないから相馬が樋口に欲情するというのもピンとこなかったり。それと年の差カプのからかいネタや自虐ネタでおじさん呼びはありだけど設定まで樋口をおじさん扱いなのには引っかかりまくり。「オヤジは四十を過ぎてから」が持論な私なので違和感がどうしても拭えなかった。「おじさん」はやめて「無自覚な男殺し」を強調してくれた方が魔性受としてインパクトに繋がったような気がします。2013/06/22

とも*

17
よろず屋に努める相馬と夫の浮気調査をして欲しいと言われた相手の男の樋口との話で、のほほんとしていながらも大人な樋口が危なかしくって何故か気になる相馬の心の揺れが楽しかった。暴走しつつも普通の男、それもおっさんに惚れるわけがないと自分の気持ちに待ったをかけるのにどうしても惹かれてしまって最後には甘やかしまくりでいい感じ。樋口の方も若くて恰好いいのに自分なんかにと思いつつつい考えるとか微笑ましい。最後の全部任せるとかいいわー 出来ればもうちょっとその後の甘々も読みたかったな。絵師さんデビュー作好みの絵だった。2014/02/08

祐@暫しお休み中

14
全体的にストーリー展開は面白くてサクッと楽しめたものの、イマイチ受けの魔性っぷりが伝わってこなくてちょっぴり物足りなさが残った印象。確かにある程度モテてたし、無自覚に好意を持たれるという意味では雰囲気は伝わってきたんだけど、それが魔性かと言われると…。むしろ可愛げがあって癒し系に近かった。そもそも、三十五で中年おじさん呼ばわりなのかとまずそこが妙に胸に沁みたんですが(苦笑)そうか…二十代半ばから見ても三十五はおじさんか…。そんなノンケ若者がアッサリ落ちたところをみると、やはり魔性だったということかなw2013/07/13

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