- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > エッセイ
- > エッセイ アンソロジー
内容説明
人間を虜にしてやまない可愛らしくも妖艶な存在「猫」。その魅力に酔わされた42人が綴る愛猫エッセイ集。猫文学紙『ねこ新聞』に掲載された珠玉の掌篇42選。
目次
猫は語る(角田光代)
性懲りもなく(小池真理子)
ブチャイクよ永遠に(三浦しをん)
味オンチ(出久根達郎)
得手勝手(養老孟司)
今は猫がいません(内田春菊)
猫に学ぶ(神林長平)
トラの生涯(夏目房之介)
焦げ茶の王朝(佐藤賢一)
猫とはつかず離れずが平穏だ(高村薫)〔ほか〕
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yanae
29
タイトルが気になって手にとりました(笑)まず驚きなのは、「ねこ新聞」なる雑誌が刊行されており、名だたる文化人がその雑誌に寄稿しているということ(笑)その中から厳選されたエッセイをまとめた1冊です。 三浦しをん・角田光代・養老孟司・内田春菊、蝶野正洋・須藤元気、斉藤由貴、など幅広い分野の人が書いていてビックリでした。総勢42名が参加してます。 私は正直犬派なんだけど、読んでいて猫のよさというか、猫派の人がどうして猫派なのかちょっとわかった気がする。さらっと読める楽しい1冊です。 2014/01/13
A3
21
猫に対するお話をいろんなジャンルの方から集めた作品。小説家とか読んだことある人もいたけど、俳優とか格闘家・タレントなど、「書いた文章を読む機会のなかった人」の文が興味深かった。しかし、みんな猫好きだなあ。2014/02/09
ぐっち
17
ねこエッセイ集。角田光代さんに、三浦しをんさんに・・・と豪華メンバー。冷静な視点のもあったが、どちらからというとねこバカなほうが好き。出久根達郎さんに、養老孟司さんに、佐野眞一さんに、江川紹子さん、普段インテリなイメージのみなさんのねこバカっぷりが楽しい。2013/08/24
これでいいのだ@ヘタレ女王
15
私は犬を飼っているが猫も嫌いではない。この本は主に作家を業とする猫の飼い主が自分の猫がいかに愛おしいか綴った ごく短いエッセイ集。今日は体調があまりよくないので横になって過ごしていたのだが、気負いなく休み休み読めたし様々な人の語り口に触れることが出来て良かった2014/05/03
波多野七月
13
猫好きにはこたえられない、そして猫好きでない人にもオススメしたい。ほほ笑ましく、時にほろりとさせられて。しんみりしたかと思えば、胸の真ん中が、じんわりあたたかくなってくる。猫のいる暮らしの幸せ、そしてかつていた猫との大切な日々。思い出のスケッチやアルバムを、一緒に眺めているような気持ちになりました。人気作家や著名人ら42人が、「猫」について綴ったエッセイ集。2015/04/21