ラヴァーズ文庫<br> 雨の下の君に捧ぐ

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ラヴァーズ文庫
雨の下の君に捧ぐ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 207p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812493854
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

順風満帆、今が楽しけりゃそれでいい。毎日をだらだらと適当に送っている美容師・二戸島由有の快適な生活は、ある日、店の異動を命じられ激変する。異動先には、二戸島が最も会いたくない先輩、橋本すばるがいるのだ。「いつも楽そうにやっていたお前が、困ってる姿を見るのは楽しい…いいザマだな」。『美容師界の王子』と呼ばれ、メディアでも人気絶頂のすばるは、何故か「王子」の仮面を二戸島の前でだけ外す。地味で暗かった過去とまったく違い、傲慢で美しく変貌したすばるに、過去の「秘密」を握っている二戸島は、巧みに飴と鞭で翻弄されてゆき―。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たべもも

42
★★★★☆。高校のバスケ部の先輩後輩で新しい職場の上司と部下になった二人。最初は攻めの仕事への甘い態度が、成長してしっかりしていくお仕事寄りのお話。この辺りも面白かったけど、難しい性格の受けとの恋愛に発展していく流れも先が読めなくて面白かった。年下攻めの素直さが眩しい受けの想いにキュンキュンしました。周りのキャラも個性あって楽しかったです。2015/08/15

はつばあば

41
この方の本は好きです。高校の先輩後輩が美容師として同じ職場に配属。東京のことはわかりませんが原宿と銀座では住人の階層が違う?びびってんじゃないよ!って声かけたいけれど・・「キスは痛いくらいがちょうどいい」もそうですが、「人は頭を使っていなければ」って言葉がいいです。2018/09/30

de sang-froid

32
BL。居心地の良い住処を追われ、職場も銀座の高級ヘアサロンに異動になった二戸島(左・26歳)は、高校の元先輩で店長・すばる(右)と再会する。楽しい事だけをして好きに今を生きて来た二戸島は新しい環境に戸惑いつつも、変化に適応して行く。アシスタント・リキ、オーナー・犬飼が良い人で良かったよ。すばるの黒さと弱さのアンバランスさ、脇キャラも個性的で面白かった。後日談も是非読みたいです。2014/02/11

とも*

32
誰と?とか攻守は?とか結構悩みつつ読んでしまった。どっちでも行けそうなので反対も読んで見たかったなーおバカで単純な二戸島と「王子様」の仮面をかぶってるすばるとの高校時代から繋がってる関係がせつなかったのに最後にやっと想いが通じたのかと思ったら不測(?)の事態に「説明を要求する!」って笑ってしまった。いっぱいいっぱいなすばるに胸が痛いけれど「首輪をかけて監禁したい」んだから笑える。でもそこに至るまでのやり取りがせつないけどほんわかして好きだな。仕事に対する姿勢とかも良かったし、首輪ネタの最後のオチに笑った。2013/07/31

peline_s

32
やっぱ好き、千地さん。ダメな奴のダメな部分の書き方が好き。上から目線でもなく挑戦的でもない、等身大。キャラもキャラっぽくないっていうか「人」だなあって。受は属性としちゃツンデレなんだけどただのツンデレキャラってだけじゃなくて計算高く腹黒ででも芯があって。攻も馬鹿わんこだけど一生懸命考えて馬鹿ってことに甘えないで。可愛がられるのがほんと分かるし受にとって特別だったのもわかる。でもBLとしてちゃんと萌えもあって。ときめいたってグーで殴る受にときめいたわwんでやっぱリキは気になります!2013/03/31

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