竹書房文庫<br> 「超」怖い話ベストセレクション 怪業

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竹書房文庫
「超」怖い話ベストセレクション 怪業

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  • サイズ 文庫判/ページ数 415p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812489109
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

実話怪談の金字塔、「超」怖い話の新たな書き手…いわば怪への生贄を発掘する目的で開かれた伝説の実話怪談大会「超‐1/2006」。そこで生贄の一人として選ばれたのがこの久田樹生であった。圧倒的な取材力、吐き気を催すほどのガチ怖、クールな中にも体験者の傷に寄り添おうとする繊細な筆致…その才と禍々しさは年々深みを増しながら、現在もシリーズを牽引し、怪談ジャンキーたちに極上のネタを振る舞い続けている。その選ばれし鬼子のベスト版が満を持して編まれた。ただし、これは単純な再録ではない。全編を通して加筆を行い、後日談も合わせて収録した、いわば究極の新作。もちろん、このベストのために書き下ろされた初披露ネタもたっぷりと収録した。もちろんどのページからも、この世の地獄、人の業から生まれた恐怖と怪が気味が悪いほどに溢れ滴っている。さあ、お好きなところから闇を召し上がれ…。

目次

あんな目はごめんだ
踊る
金縛れ
じいさん
泥に塗れて
てれんこ、てれんこ
はれおんなさま
花のような
帰ります
断言〔ほか〕

著者等紹介

久田樹生[ヒサダタツキ]
1972年九州生まれ。超‐1/2006年大会に1位入賞し、冬の「超」怖い話執筆メンバーに参入する。2007年『「超」怖い話 怪歴』(竹書房文庫刊)で単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

47
実話怪談集のベストセレクション。この著者、怪談そのものよりひとりの人間の人生とか生き様を書こうとしているように感じられる。その他にもまとめて読んでいくと、この著者は淡々と進む話が多い。それがマイナスに働いたら、何だこれ?で終わってしまうのだが、上手い具合にプラスに働くと底知れない不気味さを醸し出すようになる。あと怖いというより物悲しい話が多いのもこの著者独特かもしれない。それと家系にまつわる話も。個人的に怪談の因果ものは好きじゃないんだけど、家系にまつわる話は不条理故に一層恐怖が際立つなあ。2014/07/04

J7(読メ低浮上中)

34
初読みの怪談作家さん。『超怖い話』シリーズは未読ですが、入門用に手っ取り早いと思い、読了。ベスト集だけあって、読み応えのある話がいくつもあった。連作として載っている、ある一家や人物に突如降りかかった、心霊的な災厄の話がどれも恐ろしい。主に家系や歴史に、呪いの根源がありそうなのは想像できるのに結局、正体不明のまま終わるのがまた。個人的に、この作家さんの怪談からは、恐ろしくても、おどろおどろしいウェットさは感じない。あとがきなどを読んだ感じ、怪異に対して飄々とカラッとしたスタンスを取ってるように見えるからか。2017/05/05

パブロ

12
平山夢明以降の実話怪談作家御三家といえば、松村進吉と黒木あるじ、そしてこの著者・久田樹生に決まり! 異論は認めないっ!! まあ、ここに伊計翼とか黒四郎とかを入れて、四天王とかにするならご自由にどうぞ。というわけで、今回のベストセレクションはただの傑作選とは一味違う。なんと全編リミックス!? さらにここに載っている全編、どうして書かれたのかという経緯を本人が解説しているのもこれまたうれしい! これからもベストセレクションを続々出せるくらい、どんどん実話怪談を書いてもらいたい。ホント、期待しています。2014/09/29

さくらこ

1
どれだけ信用されたらここまで心の闇をさらけ出してくれるんだろう。どれだけ時間を割いて話してくれるまで待つのだろうか。久田さんに話を預ける人はきっとその怪談と向き合う真摯な姿勢に全部預けてみたくなるのかもしれない。そんな話が詰まったベストセレクション、面白くない訳がありません。そしてライナーノーツで読者と向き合い楽しませてくれる。読者目線を大事にするからこそのサービス精神でしょうね。ベスト2も絶対出して欲しい!2014/06/20

もかすけ

0
耳袋よりきみ悪かった。怖いというより不快な話が多い。2015/03/21

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