竹書房文庫
怪談実話FKB 饗宴〈7〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812488980
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

今回も新たな書き手を召喚してお届けする、書き下ろし実話怪談アンソロジー「饗宴」シリーズ第7弾。死出の旅路に紛れ込む様々な恐怖実話!

著者等紹介

平山夢明[ヒラヤマユメアキ]
『SINKER沈むもの』で小説家デビュー。2006年「独白するユニバーサル横メルカトル」で第59回日本推理作家協会賞短編賞短編部門、2007年同タイトルの作品集にて07年度版『このミステリーがすごい!』国内部門一位を獲得。2010年『DINER』で第28回日本冒険小説協会大賞、2011年、第13回大籔春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみきーにゃ

56
《購入》初めましての作家さんが何名か居たけど怖くてgood!平山さん、黒木さんはやっぱり安定の怖さで大満足の一冊。無尽って山梨しか言わないんだね!2016/10/17

HANA

43
実話怪談集。このシリーズ、今までは実話怪談に縁が無いような人も多数参加していてそれが新鮮な驚きを持つものも多かったのだが、今回は実話怪談畑の人がほとんどを占めている。まあ怪談というシステムを利用し尽くしているような黒木あるじや、違う意味で身が凍えそうになる松村進吉という面々を始めとして安心して読める内容である。今回実話怪談初参加の飯野文彦は怪談としても然ることながら、鬱々とした文体が昭和初期の私小説を思わせる出来。やっぱこの人の作風好きだわ。平山夢明はポンと後書きにとんでもない爆弾を置いていく様がステキ。2014/10/19

あたびー

35
12名の作家による実話怪談詰め合わせ。神野オキナ「まだ来る」が面白かった。沖縄の人が書く実話怪談はスーパーヒーロー(ヒロイン)?みたいなユタさんが出てきて何とかしてくれるのがカッコよくてすごく好き。しかし怪異の舞台は沖縄ではなく高円寺なのだ 。「(あとで考えてみれば、その林が本来なにを囲うために植えられたのかを考えれば当然だったかもしれない)」という言葉の説明がなくてムズムズする。飯野文彦「飲み講」二日酔で参加した飲み会の顛末の話は、ダラダラ長くてつまらなかった。2022/05/23

ラルル

35
なかなかのクオリティの高さです。そう、「飲み講」以外は。これ何だろう? 知らない作家さんなんですが、延々と自分勝手な不平不満を並べててなかなか怪談が始まらず、サイテーな奴だなぁ…とイラつきながら読んでやっとこさ怪談になったかと思ったらわざわざ本に載せるような話でもないし。他の作家さんは良い作品なだけに、なんでこの人選んだの感がハンパ無かったです2017/07/19

澤水月

15
1番怖いのは遂にボリビアの猿発売予定が12月と公式に紙媒体に書かれた事?! 10年近く待ってるのだが本当に本当か、手に汗首はキリン。心霊カメラマンや沖縄在住ラノベ等作家など毎度どこから?!な新参戦組の方々の話が本当面白い。宇津呂氏の軽音部バイト山小屋怪談…ジャンル違うのになぜか部伝統バイトってあるもので私の軽音部は古書店だったとリアリティ。飯野文彦さん、別の意味でも怖いてか心配、本当に…穏やかな方なのにマジで。元々の方々は安心しきって読めますね。偶々だが誤植話した直後に誤植怪談読み汗。平山節も健在!(続2014/10/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8221383
  • ご注意事項