感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
11
「トーマの心臓」を探しに本棚に行ったのに、気づいたら手に取っていた本。再読。めっちゃ好きな漫画家さんです。全国の変な「わびれ」スポットを巡るエッセイ漫画。変なわびれスポットがいくつも紹介されていますが、特に青森のキリストの墓に行ってみたくてたまりません。とりあえず手近な山口の美川ムーバレーに行ってみますか。表紙は「るるぶ」や「じゃらん」っぽくて良いです。わびれにしてはちょっと派手なようにも思いますが…(^◇^;)2016/08/09
さすらいのアリクイ
6
漫画家の小坂さんが無人駅、冬の江の島、ロッテの二軍の球場、廃線間近の鉄道など渋めでストイックな場所ばかりに行く旅マンガ。人気がない場所、小坂さんの思い入れがある場所など行く理由は色々ですが、小坂さんの行く場所へのこだわりが読んでいると僕はですが、何となく分かる。そして小坂さんは身の丈にあった旅が好きなのではないかと推測してみたり。兵庫県では廃線前の三木鉄道が登場。感動的な話になるかと思いきや小坂さんが行った時は人が押し寄せて賑やかな感じになり、状況を楽しむという予想外の展開。小さな旅が満載の旅マンガです。2018/04/06
かすくり
5
この著者は他人とは思えん・・・。趣味も、性格も、価値観も、孤独のグルメが好きなところも。1つの話は4ページだが、内容はかなり濃い。あまりの面白さに途中でやめられず、イッキ読みしてしまった。あとがきの文学的雰囲気にやられつつも、内容に超共感。そして一番最後に読んだ裏表紙折り返し部分の著者紹介・・・ここにすら共感。2011/07/17
ナツ
3
もうちょっと各話が長くても良かったかも・・ もっと詳しく知りたくなるスポットが多かったので!2018/05/21
maruta
3
全国のわびれスポットに小坂が実際に行って紹介するだけの漫画。小坂が賑やかに旅をしているからか、言うほど「わび」が伝わってこないな。でも面白いのは人格ゆえか。2016/07/10