内容説明
平山夢明監修FKBシリーズ第14弾は、怪談界注目度No.1の実話書き下ろしアンソロジー集「饗宴3」だ。今回も平山夢明の新作に加えて初参加は、小説界からは田中敬文、中島要、森奈津子、花房観音、演劇界からはブラージリィー・アン・山田、マンガ界からは外薗昌也、さらには実話怪談界からは伊計翼、そのほか再登場、福澤徹三、牧野修、我妻俊樹、そしてもちろん、FKBレギュラーの黒史郎、松村進吉、黒木あるじも控えている!ここには体験談の数だけ違った怪異がある。それはまるで体験者それぞれの個性が異なった恐怖を必要としているからなのか、それとも恐怖が一人ずつの犠牲、慄きを要求するからなのか…果たして…。個性と恐怖が暗闇の蔦のように絡まりあった実話をどうぞ。
目次
隣人一家の謎の災難(森/奈津子)
金縛り体験記(森/奈津子)
明子おばけ(森/奈津子)
所沢ナンバーの車(ブラジリィー・アン・山田)
怪(雑)談(田中/啓文)
泊まらせられない部屋(花房/観音)
山のお寺の話(花房/観音)
孫(黒/史郎)
319号室(黒/史郎)
熟柿(中島/要)〔ほか〕
著者等紹介
平山夢明[ヒラヤマユメアキ]
神奈川県生まれ。実話読み物として『「超」怖い話』『東京伝説』(弊社・竹書房文庫)『怖い本』(ハルキホラー文庫)シリーズを発表。フィクション・ノンフィクション、死者・生者を問わず常に人間存在の「狂気」を根こそぎ描き尽くそうとする筆致には定評がある。『独白するユニバーサル横メルカトル』で第59回日本推理作家協会賞短編部門を受賞、同タイトルの短編小説集(光文社)が2007年度「このミステリーがすごい!」一位。また「DINER(ダイナー)」(ポプラ社)が第28回冒険小説大賞&第13回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夢追人009
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poke
澤水月