ラズベリーブックス
闇夜に乙女が訪れて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 420p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812448779
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1817年、ロンドン。紳士クラブの一室では、放蕩者たちの情熱的な冒険譚が次々と披露されていた。今度の語り手は発案者のワイルディング子爵ジョナス・マキシム。彼が明かす、とっておきの話とは―。ある夜、ジョナスは寝室に何者かの気配を感じて目覚めた。月明かりで光るナイフを見た彼は侵入者を取り押さえるが、意外なことにその正体は美しい女性だった。襲ってきた理由を聞くと、その女性、マリアンヌは姉がジョナスに誘惑されて身ごもり、失踪してしまったからだと答える。まったく心当たりのないジョナスは話を聞くうちに、誰かが彼の名を騙っていると確信し、マリアンヌと共に彼女の姉を探すことを決意するが…(ほか2篇収録)。放蕩貴族たちが愛に目ざめた物語を語る「アブサン・クラブ」シリーズ。日本の読者のための書き下ろしを加えた完全版。

著者等紹介

ワイルズ,エマ[ワイルズ,エマ][Wildes,Emma]
アメリカ、ミネソタ州生まれ。リージェンシー・ロマンスを中心にeブック(電子書籍)形式で20作以上を発表、No.1ベストセラーを連発する。2005年度ウィスコンシンRWAヒストリカル・ロマンス賞、2006年度Lories賞、2007年度Eppie最優秀エロティック・ヒストリカル・ロマンス賞など受賞多数。現在はインディアナ州で夫と3人の子どもと一緒に暮らしている

大須賀典子[オオスガノリコ]
1969年神奈川県生まれ、香港育ち。雑誌編集者を経て英米文学翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

31
先日読んだ短編集の後編。今回もホットな短編が三作。ちょっと笑えるものもあって楽しかったです。もうちょっと大団円みたいなエピローグがあっても良かったかもな~。2022/09/12

菫子

22
短編集。『贈られた悦び』だけ読みました。6歳年下ヴァージンヒーローと未亡人という大好きな設定〜!4年間も片想いしていたヒーローが一途で良い…。 「あなたを悦ばせる方法をすべて、ぼくに教えてほしい」2018/12/25

すっちゃん

8
⭐️⭐️⭐️ 妻との馴れ初め2。前作より地に足が着いたお話。どの話も、ニヤッと笑えるシーン有りで、サクサクっと読める。特に、三作目の、ヒーロー出産手伝う!には笑えた。2018/02/12

縁側

4
アブサンクラブシリーズの後編。ささげられた夜の乙女の続編にあたる。謎解きがいい感じにマンネリ化を防いでくれて、面白い。今回のヒーロー達はなかなかなピンチを迎える事が多くて同情。疑念にかられた奥方(義姉)のとんでも勘違い行動や、今までに犯してきた神の罰だというならここまで罪が重かったとはとヒーローが嘆かざる得ない大ピンチ設定など、臨場感たっぷりで共にお仲間がお腹を抱えて笑うのは無理らしかぬ事。2019/08/24

しゅえ

2
アブサン・クラブシリーズ第2弾。前作ほどのインパクトはないかな~と思いながら読み進めていたら、“産婆子爵”で全てもっていかれた。爆笑。しかも自分で言うっていうね。2018/05/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4645898
  • ご注意事項