内容説明
ウォルヴェレスト公爵家令嬢、ロザリンドの趣味は“縁結び”。他人の恋には敏感でいままで数々の恋人たちの縁を結んできたが、自分の恋は後回しにするうち、オールドミスと呼ばれる年齢に達しようとしていた。しかし、厳しいお目付役である兄の公爵が新婚旅行に出かけることになり、高嶺の花でいままで誰にも興味を示さなかったロザリンドの結婚相手が紳士たちの間で賭けの対象にされてしまう。兄はロザリンドを心配して、花婿候補たちを見極める後見人を選んだと告げるが、誰かは教えてくれない。ロザリンドが誰にもなびかないのには理由があった。彼女はひそかに田舎屋敷の隣人で、兄の友人ニコラスを想い続けてきたのだ。貴族ではないため夫には“ふさわしくない”とされていたし、自分のことを子ども扱いする彼に相手にしてもらえるとも思えなかった。じつは表向きは花嫁探しにロンドンに滞在していることになっていたニコラスだが、彼こそが後見人だった。ロザリンドのことが以前から気になっていたが、友人である公爵の信頼を裏切る訳にはいかない。複雑な想いを抱きつつ、ロザリンドとともに過ごす時間が増すにつれて揺れ動くニコラス。愛する人の花婿を選ばなければいけないニコラスの想いは?そしてロザリンドの長い恋は…?大人気シリーズ。
著者等紹介
パーカー,オリヴィア[パーカー,オリヴィア][Parker,Olivia]
八歳ではじめて小説を書く。オハイオ州の北部に夫と三人の子供と暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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