ラズベリーブックス
ハイランドの炎に掠われて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 359p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812439302
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

17世紀スコットランド。ハイランドのマグレガー・クラン(氏族)と、キャンベル・クランは、300年前からの宿敵同士。キャンベルの現族長の姪ケイトも父親を“悪魔”とあだ名されるマグレガーの族長に殺され、密かに剣の修行を積んでいた。ある時、ケイトはマコールという別のハイランド兵に襲われたところを、炎のようなたくましい戦士に救われ、戦場から脱出する。たちまち抗いがたい力で惹かれ合うふたり。―だが、ケイトは知らなかった。彼こそがマグレガーの族長、カラムだということを。そして彼がケイトの叙父をおびき出すため、彼女を掠ったということを…。ポーラ・クイン日本初登場!霧の中の運命の恋物語。

著者等紹介

クイン,ポーラ[クイン,ポーラ][Quinn,Paula]
結婚・子育ての多忙な日々を送りながら小説や詩を書きつづけてきた。2005年、ヒストリカル・ロマンス“The Lord of Desire”でデビュー。『ハイランドの炎に掠われて』はオールアバウトロマンス2008年度「読者が選ぶベスト・ヒストリカル(中世・ルネッサンス)」に輝いた。ニューヨーク、マンハッタン在住

高里ひろ[タカサトヒロ]
1966年生まれ。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ち~

39
17世紀のスコットランド。数百年、戦いを続けているマグレガー×キャンベルの史実が背景に使われている。幼い頃、村人、両親を殺され妹とともに9年もの間、幽閉、拷問を受け生涯消えることのない地獄を見た族長カラム。復讐にとりつかれ、キャンベルを根絶やしにしようとしていたが、偶然にも仇の孫であるケイトの命を救い、やがて心を奪われてしまう。信念を曲げてでも愛を貫いたカラムと、カラムを深い心の葛藤や復讐心から解放し笑顔を取り戻させたケイト、素晴らしいパートナーでした。カラムの妹や、カラムを支える友人達の個性も光ってた!2018/10/20

KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》

27
切なくて、悲しくて、辛くて、でもクスッとなるところもあって、とっても良かった(☆∀☆) 章が細かく切られてる分、ヒーローとヒロインの心が、少しずつ、少しずつ、近づいていく感じが伝わってきた。続編出ないかなぁ・・・ 2018/09/13

Miyuki_fsog

18
お友だちの おすすめ本? 大好きなハイランダー…地下牢・拷問など辛い描写もお約束? 反対に 萌えポイントも沢山? まさかの『馬上で?』 今までの作品ではH/Hが 仇どうしでも 秘密にしていたり 『愛』について 頑なに否定してるパターンが多かったけど、今作のカラムとケイトはお互い素直で 辛い場面が多々あったにも関わらず 微笑ましいカップルでした?2018/09/22

たまきら

16
長年殺し合い、憎みあってきた士族の男女。「デヴィル」と呼ばれる士族長は端っから彼女にメロメロです。女子は魅力的ですが、ちょっとストックホルム症候群だと思う…。史実も踏まえているロマンスとのことですが、やっぱロマンス読んでるとノーラ・ロバーツのマクレガーを思い出してしまいますねえ。キャンベルと言えばスープっぽいし。こういうロマンスから、なぜスコットランドやアイルランドの人が新天地を目指したかがわかるのは本当に面白いものです。2016/03/14

まみ子

3
ヒロインのおかげで悪魔と呼ばれていたヒーローがやわになっていくのが、とても微笑ましかった。登場人物一人一人のキャラも良かったので続編に期待。2014/10/16

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