透明人間のくつ下

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  • サイズ A5判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784812435618
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

内容説明

バス遠足で「リトル・ホラー博物館」を訪れた生徒たち。展示品にうっかり手をふれてしまった子どもたちには、世にもおそろしいできごとが待っていた…。

著者等紹介

シアラー,アレックス[シアラー,アレックス][Shearer,Alex]
イギリス、サマセットに家族とともに住んでいる。テレビ番組や映画、舞台劇、ラジオドラマなどの脚本家として活躍するかたわら、執筆した大人や子どものための作品は十作以上になる。The Huntedは2005年のガーディアン・チルドレンズ・フィクション・アワードの最終候補に残った。Tins『ラベルのない缶詰をめぐる冒険』(竹書房)は2007年CITLIPカーネギー賞にロングリスト作品となった

金原瑞人[カネハラミズヒト]
翻訳家。法政大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

106
少学校の遠足で訪れたホラーハウス。『絶対に手に触れないで下さい』との注意書き。でも、触っていけないと、あからさまに禁止されていると、つい触れたくなるのが人情。それが悲劇(いや、喜劇か?)の始まり――。物語に登場するモンスターで、ホギー・ボーイ(Bogey Boy)がいるが、これは英国の発音。米国ではブギー・ボーイ。つまりブギーマンでキングの小説で有名だ。でも実は正体不明のUMA。ちなみにゴルフのボギーも同じつづり。鉄道列車に使用する車もボギー台車といい、スコットランドではボガード(ハリ・ポタに出てくる)。2015/03/26

らる

26
再読。 訳的に…というか登場人物が沢山いるので少しややこしくなりやすい…でも流石シアラーさん!って感じの、トリックあり、また考えさせられることありの本。 「絶対に、なにがあっても触るな」そんな風に言われたら大人も子どもも触りたくなる…当たり前の人間心理。だけど守らなければもちろん待っているのは恐ろしいこと…ただ逆にしっかり見るものを見ていればわかることもある。注意は絶対守らないといけないですね。最終的に明らかになる語り手、何度読んでもこの発想は面白いなと思える。シアラーさん本当にすごいです。2013/06/18

takaC

22
息子の誰かが学校から借りてきたらしくキッチン床に転がってたので読んでみたら予想外に面白かった。2011/08/03

じゅーん

18
自分がモンスターに変わってしまったことを想像してみて。子どもも、そして大人にもとても怖いこと。やってはいけないと言われると、言われれば言われるだけやりたくなっちゃう、小学生ばかりか先生までつい…どうなっちゃうの?!何だかんだいっても普通って幸せなんだよ。【金原瑞人氏の和訳は物語を生き生きと描き読者の心を鷲掴みにする天才です】2022/10/05

乃宮はじめ

10
さわるなって言われたら、さわりたくなっちゃうのが人の性ってもんです...2011/01/19

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