内容説明
脱獄の期限を明日に控え、夜間の警備状況が厳重だと判断したマイケルは、昼間での決行を決意する。一方、今さらながらにカンパニーの恐ろしさを思い知らされたリンカーンは、LJの身が心配のあまり、ある事実をマイケルに伝えられずにいた。切り札である鳥類事典もスーザンに奪われた今、脱獄の成功に望みを賭けるしかない。決行まで残り4時間と迫るなか、思わぬ事態が起こる。ウィスラーのことを嗅ぎまわっていた新入りの囚人が殺され、ウィスラーが容疑者としてルチェロに捕らわれてしまったのだ。容疑を晴らすためには真犯人を見つけるしかない。マイケルは、ウィスラーと対立していたマホーンを疑うが、マホーンはカンパニーの陰謀を証言するという条件でSONA(ソーナ)から移送されてしまう。ウィスラーの処刑のタイムリミットが迫り、絶体絶命の兄弟に残された道とは…!?白熱するタイムリミット・サスペンス第2弾。
著者等紹介
小島由記子[コジマユキコ]
翻訳家・作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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