内容説明
中埜里久・30歳は、この記念すべき節目の歳に自分に正直に生きることを決めた。きっかけはデートクラブ、『アンダー・ザ・ローズ』「シャイなあなたに夢のようなひとときを。擬似恋愛を楽しんで頂けます。(同性デートも承ります)」品のいいサイトの一番下に書かれた、里久にとって最も重要な「同性」という言葉に、即デートの予定を入れたまではよかったが、派遣されてきたのは、里久の希望した「小さくて可愛い男の子」ではなく、瞳の鋭い長身の華麗な青年、時春だった。「俺は可愛がって欲しいんじゃない。『可愛がりたい』んだ!」すぐにチェンジを試みる里久だが、逆に時春に気に入られ…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ〜ちゃん
35
★ 詐欺でデンパ。 すごいムカつきながらも最後まで読んだ自分を褒めてあげたい( ̄‥ ̄)ドヤッ!2017/07/21
那義乱丸
8
ラブコレ3周年で番外編は既読だったのですが本編積読のままだったのでサルベージ。気楽に楽しめる1冊です。天使のような可愛い男子に突っ込むゲイライフを希望してた里久なのに理想とは真逆の悪魔な時春にあろうことか自分が可愛く啼かされてしまい焦ってジタバタしてるのが笑えます。目つき鋭く男らしい体つきの里久が脳内では妄想が暴走してるアホっぷりも面白い。意外にも里久にマジボレな時春は、理想の男子を目の前にすると妄想お花畑な里久には今後も心配が尽きないのではないかと(笑)きっと濃厚なお仕置で手綱を引いていくんでしょうね。2011/06/10
ばにー
6
高月さん結構好き。会話の応酬やツッコミ、何も考えずに読める軽い設定に息抜き用にしています。今回もこちらが突っ込む前に受が突っ込んで(突っ込まれてるかな)いるので、安定のどうしてこうなったを堪能できました。2015/03/15
マシュ
4
KindleUnlimitedにて。コメディで軽めの作品が読みたい、というだけでチョイス。なんにも考える事なく最後まで楽しんで読みました。BLはファンタジー。三十路まで里久がゲイ童貞っていうのも、まぁファンタジーと思えば(笑)意を決して申し込んだデートクラブでやって来たのがクラブのオーナーというのも、多少無理があるけど、あそこまで里久に執着しつつ大切にしてるなら、さらっと流せます(笑)2017/10/30
しちし
3
面白かったぁ〜♪ 軽くて明るくて楽しくて エロいっぱい(^^) いやぁ良かったです2013/03/27