内容説明
貴族の血をひくが、貧しいエリーは、苗字を偽って貴族の「付き添い役」をしている。そんな彼女のもうひとつの秘密は賭博の才能。ある夜、弟の借金返済のため、謎の女性「オーロラ」に変装して賭博場を訪れたエリーは、初恋の人で、今は伯爵となったジャックと出会う。二人は惹かれあうが、エリーは正体を明かすことなく姿を消した。しかし、盗難事件が起こり、アリバイのためにジャックといたことを話すと、エリーの不名誉な噂が広がってしまう。そして、その噂の解消のため、ジャックはエリーに結婚を申し込む羽目に…。リンダ・ハワード大絶賛のヒストリカル・ロマンス、ついに日本登場。
著者等紹介
ソーントン，エリザベス［ソーントン，エリザベス］［Ｔｈｏｒｎｔｏｎ，Ｅｌｉｚａｂｅｔｈ］
スコットランドのアバディーン生まれ。夫と幼い息子たちとともにカナダのウィニペグに移住したのち、幼稚園教員などを経て、長老教会に勤務しながらロマンス小説の執筆を開始。１９８７年にＢｌｕｅｓｔｏｃｋｉｎｇ Ｂｒｉｄｅでデビューし、２年後には教会を退職してフルタイムの作家となる。これまでに、６編がＲＩＴＡ賞にノミネートされている
細田利江子［ホソダリエコ］
１９６７年、佐賀県出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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まみ子
3
なかなか面白かった。サスペンス要素が強いのも好みです。2013/11/14
あさひ．ａ
3
「賭博の名人」という設定を、もーちょっと引っ張って欲しかった。2009/04/14
アクアマリン
2
面白くて一気に読みました。未成年の弟のために、働く姉。普段は、地味なシャペロン、謎の賭博し。事件が先にあって、どんどん巻き込まれていく。ヒーローは、ヒロインに惹かれていく。ヒロインが、弟に甘い。仕方がないか。義理の姉が、意地悪。最後まで、犯人がわからなかった。意外な人。ヒストリカルに、サスペンスはいらないと思ってたけど、これはいい。2019/04/10
まめもち
2
恋の罠シリーズ①。付き添い役エリー×ジャック。弟の為に賭博で稼ぐヒロイン。ヒーローとは幼い頃の知り合い。が、ヒーローは気づかず地味な変装を脱ぎ捨てたヒロインに夢中。稼ぎに出た晩に盗難騒ぎが起きて容疑者に。アリバイの為ヒーローに証言頼んだら地味女に惹かれた事に逆ギレされる理不尽さ。体目保つ為の求婚がだんだん本気になっていく過程がいい。ヒロイン親戚の嫁とヒーロー兄嫁が性悪女だけどこのくらいの障害はないとね。ヒロインの反撃がおとなしめ。もっとガツンと行けばスッキリしたのに。泥棒騒ぎの真犯人は意外でした。2017/08/06
ダッチェス
2
サスペンス色強めで、面白く読み終えました！ヒーロー、ヒロインともに好感もてました。シリーズ全て読みたいです。2014/07/21
