内容説明
空白期の記憶を取り戻し、自らの手でコリアーを暗殺したことを思い出したカイルは、混乱のあまり家を飛び出す。トムはカイルの行方を捜す過程で、コリアー暗殺犯がカイルである証拠を発見。捜査網が狭まるに従って、息子と任務の狭間に立たされ、苦悩する。ところが、程なくコリアー暗殺犯として別の若者が逮捕される。一方、NTACには原因不明の異変が発生。何者かの発したノイズにより、男性捜査官たちが異常なまでに闘争本能を駆り立てられ、互いを攻撃し始めたのだ。ジャーヴィスは捜査官の一人によって撃たれ、トムはダイアナに銃を向ける。折しも、マイアは謎の発疹と高熱に苦しんでいたが、それは生還者たちを待つ驚くべき運命の発端にすぎなかった…。話題の超感覚サスペンス・ミステリーがクライマックスを迎える。
著者等紹介
清水節[シミズタカシ]
エディター&ライター。映画に関する各メディアで企画編集・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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