内容説明
一流ホテル「帝蔵」の次期社長候補、秋吉芳隆は、ホテルのバーを建て直すため、業界でも優秀なバーテンダー、磯谷怜史の引き抜きを考える。しかし、何度足を運んでも、どんなにいい条件を揃えても、磯谷にはあっさりと断られてしまっていた。クールでカリスマ的存在感のある磯谷をどうしても諦めきれない秋吉に、今度は磯谷が条件を出してくる。「ベッドの相手をしてもらいましょうか」。プライドの高いエリートの秋吉は、屈辱に耐えながらも磯谷の条件を呑むことにするが―…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
33
「琥珀色の誘惑」のスピンオフとは言うけれどそちらはKindleUnlimitedではなかったが・・問題なく。引き抜きを図りたいバーテンダーが若いのにビックリ。ロマンスグレーの素敵なおじ様ではなく、若いガツガツした男だった。そんな男に自分と寝るのが条件!などと言われて応えるのはそれなりの気持ちがあったのだろう。自分が手にしたものを人に取られるのってイヤなものなのだろうが・・取られてから気付くのはただの焼きもちからじゃないかと後々を心配してしまう2018/10/04
まふぃん
20
スピンオフ。攻めの感情変化があまり見えなかったので、最後が急展開に感じました。前作のカップルが幸せそうでなにより。2016/04/25
りんご☆
14
読了2017/05/20
辺辺
13
積本崩し。レーター狙い。絵師・奈良千春さんの初期の絵を堪能できただけで満足。目元、口元の色っぽさったら、たまらんわ。お話は残念ながら、合わないようで斜め読み。2019/08/23
烏
5
面白かった。どうした磯谷よ。秋吉を翻弄してるつもりが結婚匂わせられたら慌てふためくなんてドSが聞いてあきれるわ(笑)櫻崎のエロおやじっぷりも相変わらず健在だったけど、そんな櫻崎に圭司は喜んでるみたいだしお幸せにね…って遠い目になった。2021/05/16