出版社内容情報
「なんなんだ……この可愛い生き物は!」
傲慢宰相閣下×心の声が聞こえる伯爵令嬢
有能宰相の公爵閣下は高慢というウワサの令嬢を溺愛しています
他人の"性的欲望の心の声"が聞こえる能力持ちのアデルは
下心満々の男性に冷たくしているうちに「高慢令嬢」と呼ばれ孤立してしまう。
社交界から離れ、修道院で孤児たちに癒やされていた彼女だが、
そこを公爵ブルーノに気に入られて求婚される。
「いい声が出せるじゃないか。男嫌いとは嘘だな?」
性的欲望を露わにせず、ひたすらアデルを感じさせるブルーノ。
高潔な彼に心惹かれるも彼の真意がわからず戸惑うアデルは―――!?
内容説明
他人の「性的欲望の心の声」が聞こえる能力持ちのアデルは下心満々の男性に冷たくしているうちに「高慢令嬢」と呼ばれ孤立してしまう。社交界から離れ、修道院で孤児たちに癒やされていた彼女だが、そこを公爵ブルーノに気に入られて求婚される。「いい声が出せるじゃないか。男嫌いとは嘘だな?」性的欲望を露わにせず、ひたすらアデルを感じさせるブルーノ。高潔な彼に心惹かれるも彼の真意がわからず戸惑うアデルは―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
7
欲情する相手の心の声が聞こえちゃうヒロイン。なまじ巨乳に育ったせいで社交界デビューするなり好色な男どもに欲情を向けられ、おまけに求婚合戦までされ、修道院に入るしかないと思い詰めるまでに。修道院で子供たち相手に読み聞かせなどして自分を癒やしていたら、宰相を務める公爵がやってきて着ぐるみを着て読み聞かせしているのがバレてしまって、という感じ。二人ともお互いに一目惚れで、特にヒーローはロックオンから行動が早いけど、ヒロインが自信が持てないのが見ていてもどかしかった。最後はしっかりハピエンでエロも挿絵もよかった。2022/11/12
さっきぃ
6
欲望の心の声聞こえる伯爵令嬢のアデルは舞踏会で紳士である貴族たちから卑猥な欲望の声が聞こえることで男が苦手になり、誰にも靡かないことから高慢な令嬢と呼ばれるようになる。王室の守護神と呼ばれる宰相のブルーノからは欲望の声が聞こえないが、なんとなくそれにモヤモヤするアデル。ヒーロー目線もあり、ブルーノがアデルに恋をしてしまう瞬間とか、アデルを手に入れるために暴走?する所とか見えてなかなか面白かった。最後まで致していないとはいえ手を出すのははやい(笑)。プライベートまで電光石火には笑った。2022/12/22
イカまりこ
5
KindleUnlimited 男たちの欲望の声が聞こえてしまうという特殊能力を持ったヒロイン。これは気持ち悪そう。他の女子からのやっかみで高慢扱いされるのも酷い。修道院で子供たちのために活動してるヒロインのギャップに堕ちたのがヒーロー。正直、急になんで?って感じはしたけど、まぁいいでしょう。ヒーローが想い人を探してるって勘違いするシーンをもっと読みたかったな。母になったヒロインが得た能力はこれから役にたつね。ほぼエロシーンだったけど、ストーリーも楽しかった。2022/12/06