竹書房怪談文庫<br> 実話奇彩 怪談散華

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竹書房怪談文庫
実話奇彩 怪談散華

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801932364
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報



高田 公太[タカダ コウタ]
著・文・その他

卯ちり[ウチリ]
著・文・その他

蛙坂 須美[アサカ スミ]
著・文・その他

内容説明

駅で発券中に感じた強烈な視線。視線の主は旅行先で待っているはずの…「件の剥製」、便座で突如感じた肛門の違和感。見るとオレンジ色の毛束が刺さっていて…「オレンジの髪」、初恋の彼氏を事故で亡くしたホステス。店の同僚も目撃した怪現象とは…「散らない華」、飛び降り自殺が出たマンション。そこから始まる不気味な死の連鎖…「ギリギリ」、親戚中が同時に見た亡き祖母の夢。握手をするように手を差し伸べてくるのだが…「厭な話 二編」、空襲で多くの犠牲が出た地域に立つ病院。深夜に出る黒い看護師の正体は…「黒看・赤看」ほか、異色トリオが綴る禍々しくも神々しい極彩色の恐怖譚!

目次

ちょきん(高田公太)
件の剥製(蛙坂須美)
夜蜘蛛(蛙坂須美)
安アパートの怪人達(高田公太)
ここに決めた(卯ちり)
先住者 二編(蛙坂須美)
眩暈(高田公太)
「ファ」の日(卯ちり)
ハミング(卯ちり)
オレンジの髪(卯ちり)〔ほか〕

著者等紹介

高田公太[タカダコウタ]
青森県弘前市出身。実話怪談「恐怖箱」シリーズの執筆メンバーで、元・新聞記者

卯ちり[ウチリ]
秋田県出身。2019年より実話怪談の蒐集を開始し、執筆と怪談語りの双方で活動

蛙坂須美[アサカスミ]
Webを中心に実話怪談を発表し続け、共著作『瞬殺怪談鬼幽』でデビュー。国内外の文学に精通し、文芸誌への寄稿など枠にとらわれない活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふるい

10
面白かった!まさに色とりどりの、読み応えのある怪談を存分に楽しみました。1編ずつお気に入りを挙げるなら、高田公太「遊んだ日」卯ちり「白い三人組」蛙坂須美「いなくなったほうのおかあさん」が特に印象に残った。体験した前と後では、すっかり自分が変わってしまう怪異とは何なのか、その謎に惹かれてわれわれは怪談話を求め続けるのかもしれない…。2022/09/23

UNI/るるるるん

7
献本いただきました。実話怪談のアンソロジーは、読んでいくうちに自分の好きなジャンルがわかってきました。生活のなかの違和感やズレが怖面白い話が特に好き! その中でも好みなのが… ・目眩 ・「ファ」の日 ・知らない ・酒場 ・ベベンベン ●「ベベンベン」には勘違いのような怪異。気味悪さと面白さのフュージョンが楽しい。 ●「いなくなったほうのおかあさん」を読んだとき、ぞっとして(これぜんぶ実話やんな…)と思わず表紙をもう一度見ました。面白怖良い…… →2022/09/08

misui

7
ベテランが若手を引き連れての一冊ということで油断してましたがかなり攻め気のある怪談本です。読み慣れてるとどうしても類型的な話には目が滑りがちですけど、本書は枠にとらわれない話が多く、三者三様の怪談がしりとりのように配列されて読み飽きません。蛙坂須美「水に嫌われてるのよ」「ギリギリ」「酒乱」、高田公太「彼女の友達」「絶対」、卯ちり「オレンジの髪」「犬の死骸」「白い三人組」。これからの基準点になるような本かと。2022/08/30

qoop

6
不条理なまでに奇妙な話を書く高田氏が中心となった本書、共著者二人も序盤から負けず劣らぬヤバい話を突っ込んで来て、期待に違わぬ不穏さに満ちている。冒頭の20ページまでで期待がいやますばかりなのに気づく。読み進めば間をおかずに怪異が身近に迫る緊張が加速し、掌編集ゆえの旨味が強く感じられた。2022/09/04

せきぐちひろみ

6
外国人が出てくるようになって、怪談の国際化?グローバル化?ボーダーレス化?を感じます。 でも、海外の怪談はいまいちピンとこなくて、怖い気がしない。 映画も邦画のが怖い。 洋画は大体悪魔出てくる。 いなくなったほうのおかあさんは、「カプグラ症候群(家族・恋人などが瓜二つの替え玉に入れ替わっているという妄想を抱いてしまう精神疾患の一種)」なのか、本当に違うのか。 こういう別人になってた話はたまに出てくるけど、パラレルワールドから来たのかそれとも中身が違うのか、それともただの妄想かと考えながら読むと面白い。2022/09/02

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