導く力―自走する集団作り

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導く力―自走する集団作り

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801931893
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0093

出版社内容情報

■内容紹介

名門復活へ

・まず選手を信じることから始める
・頭ごなしに否定したり怒ったりしない
・答えを教えるのではなく、選手たちに考えさせる
・価値ある答えとは、正しい答えではなく、考えた答え
・やらされる3時間より、自らやる30分
・「失敗」と書いて、「成長」と読む
選手自らが目標に向かって走り出す、
主体性育成論

著者は、以下のように述べています。

私が思い描く理想の組織は、「自走する集団」だ。附属坂出中に異動してから出会った言葉であり、追い求め続けてきた。
選手自らが目標に向かって走り出す。たとえ目の前に困難があったとしても、目標を達成するためには必要なものだと理解して、自ら苦を拾っていく。指導者である私は、選手が走り出すための声かけや問いかけを大事にして、さまざまなところに、選手のやる気が高まるような“仕掛け”を作る。
高校野球の監督というと、ピラミッド組織の頂点に立ち、トップダウンで厳しい言葉をかけ続けているイメージがあるかもしれないが、私の立ち位置はまったく違う。選手とはフラットな関係で、笑顔で会話をすることもあれば、自らバッティングピッチャーを務め、選手とともに汗を流すこともある。
どこまでの説得力があるか不安ではあるが、「こういう指導方法もあるのか」「現場の指導に生かしてみたい」とひとりでも多くの方に思ってもらえたら幸いである――本文より

■目次

第1章 指導者としての原点
「失敗」と書いて、「成長」と読む/トップダウンの罰に意味はない/Education=引き出す/プロに進んだ剛腕左腕を攻略 ほか

第2章 良き伝統を作り上げる
厳しい上下関係を撤廃する/全部員が平等に練習できる環境を作る/多くの選手を試合で起用する/負けたのは選手の責任 ほか

第3章 やんちゃ軍団が果たしたセンバツ準優勝
明治神宮大会で起きた奇跡/試合の空気を変える男になれ/逆転勝ちの多さこそ主体性の表れ/今も残る決勝戦での後悔 ほか

第4章 4元号での甲子園勝利
センバツ準優勝後に苦しんだ2年間/夏に勝つための考え方/選手の考えを尊重した継投/最強打者を二番に置く打順 ほか

第5章 心技体を磨き上げる
考えもしなかったイチローさんからの直接指導/ピッチングの基本は「釣り竿」にあり/「もうダメだ」ではなく「まだダメだ」 ほか

終章 私の原点~学びの大切さ
ひそかな夢は甲子園で早稲田実と戦うこと/『勝利の女神は謙虚と笑いを好む』/「優」しい人間が「勝」つ

内容説明

名門復活へ。選手自らが目標に向かって走り出す主体性育成論。

目次

第1章 指導者としての原点
第2章 良き伝統を作り上げる
第3章 やんちゃ軍団が果たしたセンバツ準優勝
第4章 4元号での甲子園勝利
第5章 心技体を磨き上げる
終章 私の原点―学びの大切さ

著者等紹介

長尾健司[ナガオケンジ]
1970年4月23日生まれ、香川県丸亀市出身。丸亀高~順天堂大。高校、大学時代は内野手としてプレー。高校2年夏の新チームから監督に就いた構口秀敏先生の指導に影響を受け、指導者を志す。大学卒業後は中学校の講師を7年務めたのち、2000年から丸亀市立飯山中に赴任し、2004年に全国中学校軟式野球大会に出場。2006年からは香川大学教育学部附属坂出中に異動し、2011年に全日本少年春季軟式野球大会に導く。香川県大会優勝9度。中学での実績を買われ、2014年から高松商の監督に就任すると、2年目の秋に四国大会、明治神宮大会を制し、2016年センバツで準優勝。2021年夏には甲子園で1勝を挙げ、史上2校目となる「4元号での甲子園勝利」を果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ニッポニア

47
聞き読み。高校野球好きにはたまらないでしょう。スター選手がゴロゴロいるわけではないが、自ら考え動く、自走するチーム、強豪、高松商業監督のコーチ論。以下メモ。自走するのは試合だけでなく、練習、生活、全て考えさせる組織を築く。鈍感は最大の罪。やらされる3時間より自らやる30分。そもそも少ないというだけで、左ピッチャーの価値はある、初めて対戦し、1試合中に対応できるほどの選手は少ない。イチローさんの粋な計らい、それを一過性にしないイチローノートのアイデア。2023/03/19

Kentaro

38
「失敗」と書いて、「成長」と読む。尊敬する野村克也さんの著書に、記されていた言葉だ。野球という競技は面白いもので、ピッチャー視点で考えると、ボールが4つでフォアボール、ストライクが3つで三振となる。「ボール=失敗」と考えると、失敗することが前提でルールが作られている。バッターにしても、3割打てば一人前で、どんな一流打者でも7割はアウトになる。そう考えると、「失敗が許されるスポーツ」と言える。 高松商の生徒にもよく話していることだ。周りの変化に気付けない人間は、何も行動することができない。2022/11/20

水色系

13
実はプロ野球も高校野球も好きである。町民体育館に貼ってあったという『人は、繰り返し行うことの集大成である。だから、優秀さとは「行為」ではなく、「習慣」なのである』(P115)という言葉。長尾監督のすごさって沢山あると思うけど、日頃からいろんなことにアンテナを張って、届けたい言葉を的確に届けていることもその一つだなと。ドラフトは数時間後。高松商業の浅野翔吾くんがどの球団に決まるのか、楽しみである。2022/10/20

ロベリダ

4
母校の野球部監督の書籍。 学んだことは以下3つ。 ・優れた指導者、リーダーは自分から嫌なことを実践する トップダウン指導ではなく、自らが模範となる 姿勢を見せることが、中長期的な組織の成長を実現する ・主体性は逆境の時に真価を発揮する 上手くいくときは「もっと!」と思う。 一方、上手くいかないときにどれだけ考え抜けるかが勝負を左右する。プレイヤーとしては逆境のときに考え抜けるか、指導者としては考え抜けるサポートができるか。 ・失敗を言語化する 失敗の言語化が上手い。振り返る機会を設けているのだろう。2023/01/01

ゆうき

4
★★★★☆4.0非常に共感し勉強となった一冊です。私の野球観と同じ部分が多く自信にもなりました。生徒、選手主体。自走する集団作りは非常に大切な考え方だと感じます。2022/12/31

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