出版社内容情報
神秘と恐怖に喰らいつく!
しばれる冬の実話怪談、「超」怖い話〈干支シリーズ〉2022年は寅。
「祖父ちゃんが、ホワイトタイガーに見えた…」
全身、虎のような横縞の傷をつけた祖父の霊。
大陸から持ち帰った虎の牙と髭。
祈祷師の予言「寅年の女児を授かれば財を得る」との関係は…?
「虎よ虎よ」より
恐怖と好奇心の葛藤。本能がそそられる怪奇実話、全34話収録!
・中部地方の旧家にある曰く付きの六畳間。家の者がそこで寝ると病を得、よその者が寝るとある夢を見る。果たしてその夢とは…「四方八方」
・東北出身の全盲の祖母が孫に語った秘密。闇の中に見える不吉な黒い朝顔の種が意味するのは…「同じ闇を見ている」
・釣り先で友人がどこからか拾ってきたキャリーカート。捨てろと言っても聞かず、しだいに言動に異変が…「キャリーカート」
・山で篠笛の練習をしていると呼応するように聞こえてくる美しい音色。祖父はヌエの声だというが、その正体は…「笛の音」
ほか、仄暗い密林にそっと身を潜め獲物を狙う虎の如く、突然あなたに襲い来る怪34話!
内容説明
中部地方の旧家にある曰く付きの六畳間。家の者がそこで寝ると病を得、よその者が寝るとある夢を見る。果たしてその夢とは…「四方八方」、東北出身の全盲の祖母が孫に語った秘密。闇の中に見える不吉な黒い朝顔の種が意味するのは…「同じ闇を見ている」、釣り先で友人がどこからか拾ってきたキャリーカート。捨てろと言っても聞かず、しだいに言動に異変が…「キャリーカート」、山で篠笛の練習をしていると呼応するように聞こえてくる美しい音色。祖父はヌエの声だというが、その正体は…「笛の音」ほか、仄暗い密林にそっと身を潜め獲物を狙う虎の如く、突然あなたに襲い来る怪34話!
著者等紹介
加藤一[カトウハジメ]
1967年静岡県生まれ。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中
久田樹生[ヒサダタツキ]
1972年九州生まれ。2007年より冬の「超」怖い話に参加
渡部正和[ワタナベマサカズ]
山形県出身。2010年より冬の「超」怖い話に参加
深澤夜[フカサワヨル]
1979年栃木県生まれ。2014年より冬の「超」怖い話に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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