竹書房文庫<br> 忘却の河〈上〉

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竹書房文庫
忘却の河〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 456p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801928084
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0197

出版社内容情報

1995年6月19日、名門高校の教師申明(シェン・ミン)は何者かに殺された。殺害された生徒と恋愛関係にあったのではないかと疑われていた直後のことだった。慕っていた生徒や同僚、そして婚約者の谷秋莎(グー・チウシャー)からも見放されて――。先に起きた女子高校生殺人事件との関係などが疑われたが、結局真相はわからず事件は未解決となった。
時は流れ、2004年。谷秋莎は訪れた小学校で、すらすらと漢詩を暗誦する小学3年生司望)スー・ワン)と出逢う。父が経営する私立学園の良い広告塔になると思ったのだが、次第に司望に執着していく秋莎。ある日、ふたりは廃車のトランクから死体を発見する。それはあの申明の旧友の死体だった。
忘れたはずの因縁が甦り、そして司望にちらつく申明の影。天才小学生は申明の生まれ変わりなのか? いま、輪廻が巡り始める――。
中国のスティーヴン・キングが描く、異色の輪廻転生ミステリ。

内容説明

1995年6月19日、名門高校の教師申明は何者かに殺された。殺害された生徒と恋愛関係にあったのではないかと疑われていた直後のことだった。慕っていた生徒や同僚、そして婚約者の谷秋莎からも見放されて―。先に起きた女子高校生殺人事件との関係などが疑われたが、結局真相はわからず事件は未解決となった。時は流れ、2004年。谷秋莎は訪れた小学校で、すらすらと漢詩を暗誦する小学3年生司望と出逢う。父が経営する私立学園の良い広告塔になると思ったのだが、次第に司望に執着していく秋莎。ある日、ふたりは廃車のトランクから死体を発見する。それはあの申明の旧友の死体だった。忘れたはずの因縁が甦り、そして司望にちらつく申明の影。天才小学生は申明の生まれ変わりなのか?いま、輪廻が巡り始める―。

著者等紹介

蔡駿[サイシュン]
1978年上海市生まれ。22歳から小説を発表。中国のサスペンス小説の第一人者であり、全作品の累計発行部数は1,500万部におよぶ。作風は古典的な怪談のような作品からミステリ色の強いものまでと豊富で、いずれも残虐さで恐怖をあおるのではなく、心理的に恐怖を醸成し、独特の美学に貫かれている。“中国のスティーヴン・キング”と呼ばれ、本人もキングを愛読していることを明言している。多くの作品が英語、ロシア語、韓国語、タイ語、ベトナム語などに翻訳され、映像化作品も多数ある

高野優[タカノユウ]
フランス語翻訳家。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。高野優フランス語翻訳教室主宰

坂田雪子[サカタユキコ]
フランス語翻訳家。神戸市外国語大学中国学科卒業

小野和香子[オノワカコ]
フランス語翻訳家。聖心女子大学英文学科卒業

吉野さやか[ヨシノサヤカ]
フランス語翻訳家。明の星女子短期大学仏語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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オーウェン

46
最近邦訳が始まった蔡駿の2作目。 1995年に起きた教師の申明の殺害事件。 その事件は迷宮入りしたまま2004年、1995年に産まれた9歳の司望は申明の生まれ変わりだと口にする。 いわゆる転生ものとまったく一緒の設定だが、この司望はやたらと頭が良く、時折大人のような口癖に。 自身が殺された謎を解くべく、学校関係者や警察官に事態を訪ねていく。 ミステリではあるが、かなりの人数が出ては消えていく。 その中で少しづつ明かされていく過去。 そして話は下巻へと。2023/09/04

ばんだねいっぺい

20
展開がよく、ページをめくる手がとまらない。中国の日常に日本文化が自然に入っているのが面白い。2024/03/19

BECHA☆

10
名門高校教師の申明が、結婚・昇進を目前に教え子の殺人容疑を掛けられ全てを失った上に殺されるところから始まる。五年後申明の婚約者だった秋莎は小学三年生の司望という天才少年と出会う。それぞれの交友関係が時代を越えて綿密に張り巡らされ事件は連鎖していく。熾烈な大学受験がここでも描かれるが、漢詩のみならず、当たり前のように原語で詩を諳んじる人々に絶句。2024/01/31

朔ママ

0
⭐️2023/10/11

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