出版社内容情報
伯爵が従者のふりをして花嫁探し!?
しかし、爵位を気にしない令嬢と恋に落ちてしまって……
日本初登場作家のヒストリカル・ロマンス
兄の死でケンダル伯爵となり、結婚する必要性に迫られたルーカスは財産目当てではない女性と結婚したいと、友人のクレイトン子爵邸で開かれたハウス・パーティーで従僕に扮し、花嫁候補の令嬢たちの行動を監視することにする。召使にも優しく接する男爵令嬢のフランシスに惹かれるが、フランシスが好きになったのは従僕ままのルーカスでケンダル伯爵のことは貴族に有利な雇用法を成立させようとしている強欲な貴族として敵視していた。さらにフランシスはルーカスに惹かれながらも父親の借金のため、望まぬ相手との結婚を決意していた……。
内容説明
兄の死でケンダル伯爵となり、突如社交界でもっとも望まれる紳士になってしまったルーカス。結婚を考えるようになったが、かつて婚約者に裏切られた経験から、爵位や財産目当てではない女性を探そうと、友人であるクレイトン子爵のハウスパーティで従僕に扮し、花嫁候補たちの行動を観察するという計画を立てた。誰も従僕の顔は見ないから、気づかれない。よい人がいれば、次の社交シーズンで求婚しようと考えたルーカスだったが、変わり者の男爵令嬢フランシスを助けたことから、ふたりは友人になる。だが男爵家の経済状況はひっ迫しており、フランシスは2倍の年齢の尊大なナイト爵との結婚を押しつけられそうになっていた。結婚に興味はないと思いつつ、従僕に恋してしまい、さらに家のために結婚を迫られるフランシス。理想の結婚相手を見つけたと思ったが正体を明かせないルーカス。ふたりのままならない恋の行方は…?
著者等紹介
ボウマン,ヴァレリー[ボウマン,ヴァレリー] [Bowman,Valerie]
イリノイ州出身。7人姉妹の7番目として生まれ、幼少よりヒストリカル・ロマンスに囲まれて育つ。スミス・カレッジで英語と文学の学位を取得後、フロリダに移住。現在もフロリダのジャクソンビルに家族と暮らす。2012年度ロマンティック・タイムズ誌のファースト・ヒストリカル・ロマンス賞にノミネートされた
旦紀子[ダンノリコ]
東京生まれ。成城大学文芸学部英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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