竹書房怪談文庫<br> 手繰り怪談 零レ糸

個数:
電子版価格
¥715
  • 電書あり

竹書房怪談文庫
手繰り怪談 零レ糸

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月26日 03時57分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801924338
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

微かな違和感を辿った先に見えた「怪」と「恐怖」!

牛舎の脇に放置された車の下から乳児の腕がぷらんと生えている。
覗く度に数は増えて…(「車の下の腕」より)

元ホスト、薬の売人、デリヘル嬢、テレビ局AD、植木職人、コスプレーヤーにSE…。
人に会うたび、怪を訊く。そこで掴んだか細き糸を手繰り寄せ、闇に沈んだ糸先に在るものに目を凝らす。本書はそうした丹念な作業のもと綴られた実話怪談である。
●栃木の山中の廃墟探検。そこで起きた悪夢の一部始終…「廃村旅行」
●娘が描く父の絵には角が生えている。父には心当たりが…「パパの似顔絵」
●散歩中に見かける牛舎の脇の車。車体の下から漏れる光に誘われ覗き込むと、乳児の腕が…「車の下の腕」
他、公募実話怪談大会「怪談マンスリーコンテスト」で頭角を現した新星が綴る万華鏡の如き全47話!

内容説明

元ホスト、薬の売人、デリヘル嬢、テレビ局AD、植木職人、警備員、コスプレーヤーにSE…。人に会うたび、怪を訊く。そこで掴んだか細き糸を手繰り寄せ、闇に沈んだ糸先に目を凝らす。そうした丹念な作業のもと織られた実話怪談。栃木の山中で起きた悪夢の一部始終…「廃村旅行」、娘が描く父の絵には角が生えている。父には心当たりが…「パパの似顔絵」、散歩中に見かける牛舎の脇の車。車体の下から漏れる光に誘われ覗き込むと、乳児の腕が…「車の下の腕」他、「怪談マンスリーコンテスト」で頭角を現した新星が綴る万華鏡の如き全47話!

著者等紹介

緒方あきら[オガタアキラ]
神奈川県出身、神奈川県育ち。シナリオライターの傍ら、小説を執筆したり怪談蒐集を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

231
初読み作家の緒方あきらさんは、怖さはまず普通の正統派でやや地味目ですが落ち着いて楽しめる安定感と大人の渋い魅力があって私は気に入りましたよ。まだまだこれからの人だと思いますので、どんどん取材&量産して頂いて技を磨いて頑張って頂きたいですね。『怨霊』井上さんが小学生の頃に祖父の友人の増宮さんと言う会社の社長さんが家に来て祖父が留守の時に幼い井上さんに「猿の脳味噌はうまいぞぉ!」と社員旅行で訪れた国の小さな町で猿の脳味噌を生きながら頭を割って客に食べさせる話をして怖がらせた。話を聞いた祖父母は彼を追い出した。2021/05/09

さりぃ

20
#手繰り怪談 零れ糸 #緒方あきら KindleUnlimitedで読了。 初作家さん。 『守護霊』『ボロアパートの神様』『廃村旅行』 『年賀状』『向かいのマンション』『二十一時十一分の音』 辺りが好み。 今後に期待。2020/11/30

てつJapan

17
水商売界隈からインタビューしたという形式の怪談集。どこかで聞いた話もありますが、筆力のある著者だと思います。2023/01/27

15
夜のお仕事に関する人の話が怖かった気がする。2020/12/01

柊よつか

9
怪談マンスリーコンテスト受賞歴を持つ著者の単著デビュー作。シナリオライターという職業柄か文章や構成が上手く、一話一話に引き込まれながら読み通すことができた。薬物や風俗などアンダーグラウンドな世界が特色かと思いきや、ごく一般的な人々の体験談も豊富で、今後の単著が楽しみ。特に印象的な話は、猿の脳味噌を擦り付けられるような「怨霊」、何がトリガーか分からない「事故現場」、生々しく残る生活感と静寂が印象的な「廃村旅行」、人とそうでないものの区別が曖昧になる「鏡の家」、誰とも共有できない記憶「神隠し」など。2020/12/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16254891
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。