出版社内容情報
正念場で勝ち切る“勝負脳”を鍛えろ!
明徳義塾・馬淵史郎監督、履正社・岡田龍生監督ほか、
超一流の指揮官、選手たちが語る、歴史的敗戦から学んだ勝利の方程式!
著者は、以下のように述べています。
野球には、ホッとする瞬間がある。
ピンチで2ストライクに追い込んだとき。
先頭打者から二人を抑え、2アウトを取ったとき。
ノーアウト満塁から二人を抑え、2アウトになったとき。
そして、リードして9回2アウトを迎えたときだ。
これらに共通するのは、終わりが見えていること。
あと1ストライクで三振。あと1アウトで3アウト。あと1アウトでゲームセット。
「あとひとつ」なのだ。
そして、これらにもうひとつ共通することがある。
それは、そこから打たれること、点を取られること、負けることだ。
なぜ、そうなってしまうのか?
それには、明確な理由がある。
ゴールが見えたり、終わりがわかったりした途端、人間のパフォーマンスは落ちてしまう。
実はこれは、脳の持つ本能に関係があるのだという。
なぜ、「あと1アウト」から問題が発生するのか。
本書で準備と確認をして、実際のプレーや指導に活かしてもらいたい――本文より
内容説明
明徳義塾・馬淵史郎監督、履正社・岡田龍生監督ほか、超一流の指揮官、選手たちが語る、歴史的敗戦から学んだ勝利の方程式!
目次
第1章 明徳義塾―「あと1アウト」を両方の立場から何度も経験した名将
第2章 寝屋川―スター軍団の大阪桐蔭を「あと1アウト」まで追い詰めた公立進学校
第3章 履正社―宿敵・大阪桐蔭戦で「あと1アウト」から悪夢の四者連続四球で押し出し
第4章 高知―甲子園まで「あと1アウト」「あと1球」から喫した逆転劇
第5章 玉野光南―甲子園まで「あと2アウト」から一気に手にした“優勝”が前代未聞の幻に
第6章 木更津総合―甲子園で「あと1アウト」「あと1球」から微妙な判定によって敗北
第7章 木更津総合―甲子園で3点リードの「あと1アウト」「あと1球」からの悪夢
著者等紹介
田尻賢誉[タジリマサタカ]
1975年兵庫県生。学習院大学卒。ラジオ局勤務を経てスポーツジャーナリストに。高校野球をはじめ、徹底した野球の現場取材に定評があるほか、指導者、中高生、父兄への講演活動も行っている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
Tommy
Eddie
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研修屋:城築学(きづきまなぶ)