竹書房文庫<br> ナチスの聖杯〈上〉

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竹書房文庫
ナチスの聖杯〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801919211
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

手にした者が世界を制する秘宝を巡り、ナチスと英国機密部隊が激突。第二次世界大戦を舞台に光と闇の戦いを描く歴史ミステリー!

内容説明

一九三九年―ヒマラヤの奥深く、チベットの聖地へと送りこまれたナチスのシンクタンク“アーネンエルベ”の探検部隊が、鉤十字を象ったルビー色に輝く物体を持ち帰る。それは世界に分散して隠された古代の遺物で、四つあると伝えられている権力のシンボルの一つだった。四つの鉤十字は、それぞれがこの世を形成する“四大元素”の水、風、地、火を表しており、そのすべてを手にした者は世界を制するという。そのうちの一つを手に入れたナチス・ドイツは破竹の勢いで進撃を続け、領土を拡大していく。だが、世界を征服し、ヒトラーの千年王国思想を実現させるには、残る三つのレリックも獲得する必要があった。親衛隊長官のヒムラーとその片腕のヴァイストルトは、レリックの在りかを示す絵画があるというスペインのモンセラート修道院に向かうが、絵画は一足先にフランス人のトリスタンによって持ち出されていた。ヴァイストルトは投獄されていたトリスタンを調査団のメンバーに加え、絵画の謎を解き、二つ目のレリックを追って、異端カタリ派終焉の地、モンセギュールの城跡に向かう。一方、ドイツに抵抗を続けていたイギリスは、ナチスの不穏な動きを察知していた。チャーチル首相直下の諜報機関SOEのマローリーは、敵側にレリックが渡るのを阻止すべくモンセギュールに乗りこむ。ここにレリックをめぐる争奪戦の火蓋が切られた―。

著者等紹介

ジャコメッティ,エリック[ジャコメッティ,エリック] [Giacometti,´Eric]
『ル・パリジャン』誌などで活躍するジャーナリスト、作家。著作に累計220万部を突破した「マルカス警視」シリーズがある

ラヴェンヌ,ジャック[ラヴェンヌ,ジャック] [Ravenne,Jacques]
フランス大東社の棟梁を務めるフリーメイソンリー。古文書の専門家

大林薫[オオバヤシカオリ]
フランス語翻訳家。青山学院大学フランス文学科卒業

郷奈緒子[ゴウナオコ]
フランス語翻訳家。早稲田大学教育学部理学科卒業

練合薫子[ネリヤカオル]
フランス語翻訳家。法政大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Panzer Leader

52
「第164回海外作品読書会」権力のシンボルと目される四つの古代の遺物を巡るナチスと連合軍の争奪戦を描く。時代背景はフランスを降伏させバトル・オブ・ブリテン継続中でナチスが最も勢いがあった時でヒトラーを始めととする幹部達が総出演の豪華版。そんな中で最も目立つのはナチスのシンクタンクであるアーネンエルベの所長ヴァイストルト上級大佐。学者でありながらヒムラー以上の残虐さを見せつける。この手の小説には悪の権化のような人物が登場すると盛り上がる。果たして連合軍はナチスの野望を阻止できるのか、期待を込めて下巻に突入。2020/09/12

Richard Thornburg

17
感想:★★★★  私のように鉤十字の呪縛から逃れられない読者には、たまらなくリアルで面白い作品だと思います。  タイトルに惹かれて読み始めたのですが、アーネンエルベが絡んでいることでオカルト色がいい具合にブレンドされて独特の雰囲気を醸し出しています。  鉤十字を「ハーケンクロイツ」ではなく「スワスティカ」と表現している文章を読むのも久しぶりかも。  当時の第三帝国内の力関係や、組織の記述に関してもリアルで違和感はありません。  2019/11/30

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