竹書房文庫<br> 一〇八怪談 夜叉

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竹書房文庫
一〇八怪談 夜叉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801918788
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

煩悩を吐き出すがごとく綴られる一〇八話の恐怖譚!
朝起きると全身にびっしり、女の髪が… (第八八話「黒髪」収録)
緻密な調査が恐怖を屹立させる実話集!

怪談とは煩悩の因果である――緻密な取材と調査で炙り出す怪談に定評がある気鋭・川奈まり子が新たな境地を拓いた渾身作!品川駅のホームで視たのは、水に漬かった腐乱死体のまぼろし…「白昼夢の水葬」、群馬県の山中で迷い込んだ首塚の正体とは…「化かされて首塚」、日本各地を巡る男が行く先々で怪異に遭う…「霊感実演販売士」、有名殺人事件現場近くで頻発する事故の謎…「あの事件の死神」など――すべて実話の108話の怪異が容赦なく貴方を襲う。心して読まれよ。

内容説明

怪談とは煩悩の因果である―緻密な取材と調査で炙り出す怪談に定評がある気鋭・川奈まり子が新たな境地を拓いた渾身作!品川駅のホームで視たのは、水に浸かった腐乱死体のまぼろし…「白昼夢の水葬」、群馬県の山中で迷い込んだ首塚の正体とは…「化かされて首塚」、日本各地を巡る男が行く先々で怪異に遭う…「霊感実演販売士」、有名殺人事件現場近くで頻発する事故の謎…「あの事件の死神」など―すべて実話の108話の怪異が容赦なく貴方を襲う。心して読まれよ。

目次

(序)煩悩を断ぜずして涅槃を得るなり。
盆義理
白昼夢の水葬
助けてくれぇ
前兆
最初から生霊だったとしたら…。
首が後ろ前の鳩
鴉の声
夫婦のピリカ
死後も点滅〔ほか〕

著者等紹介

川奈まり子[カワナマリコ]
『義母の艶香』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

67
実話怪談集。今回は著者独特の階段とも随筆ともつかぬ所が前面に出ていて非常に満足。一部話によっては完全に随筆になってる部分もあるけれども、そこも話と場所が絡み合い地霊を感じさせられるのでむしろこの方が好みかも。ただやはり百八もの話を収録していると、一つ一つの話が薄味に感じられてしまう部分もある。中にはそれ完全に気のせいではないかという話やどこかで聞いたような話も含まれてしまっていて…。それでも「日帰り入湯」の汚らしさや「鬼」シリーズの言葉に言い表せなさとかは凄いが。次は考証入りの階段をがっつり読みたいなあ。2019/07/06

田中

33
108話が収録。各話が2ページだけの枚数で記載されている。だけら、やけに切り詰められた描写で、怖さが薄れてしまい中途半端な感じがする。それが要因なのかもしれないが、正直言ってあまり印象に残る話は少なかった。著者の本は初めて読むので期待はしたが。。。そんな中で2000年12月30日に起こった世田谷一家惨殺事件にまつわる実話(一〇三話・あの事件の死神)は、薄気味の悪さと不思議さが残った。【日本の夏はやっぱり怪談】2023/08/11

あーびん

29
1~2Pにぎゅっと濃縮された108話の実話怪談集。そのみっちりとした隙間ない文章に岩井志麻子『現代百物語』を読んだときに似た疲労感を覚え、読み終えるのに数日かかった。「赤鬼」「青鬼」「黒鬼」のバリエーションが印象的でそれぞれにいやな怖さ... 「死者からの《いいね》」SNS怪談も今後は定番化していきそう。実話怪談でこんなに参考資料が記されているのも川奈さんならでは。2019/06/09

バトルランナ-

24
この作家さんはインタビューをして文字に起こしてくれます!僕のネタが採用されてます!64話の赤鬼と65話の白鬼です!作家さんは博学ですよ!第3話でも少し触れられている江戸時代後期の埋葬方法とか詳しくて学者みたいでした。29話の日帰り入湯の話は好きだなぁ。大阪府茨木市で働いているので87話目の茨木さんの話も乙。昨日茨木駅降りたら60才くらいの女性が青白い顔で改札入って行ったんだよね。その顔の青さが不自然すぎてマイケルジャクソンのスリラーのゾンビみたいだった。髪の毛ボッサボサだったし^_^5点満点で4.8点。2019/06/26

澤水月

19
猫の多頭飼育崩壊が起きた「事故物件」の怪談は夢でうなされそうな生々しさ・死体の状況変化を赤鬼、青鬼、黒鬼と呼び習わす知識はあっても本書の赤鬼は…見た方もなる方も死体の方がマシなのではと…・世田谷事件が出てくる怪談! 百物語より多い煩悩の数、108話。短くポンポン綴られる形式は意外や(史実分析スタイルで知られる)著者に合っており文体の操り方が軽やか。参考文献多くきちんと記されている2019/06/06

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