竹書房文庫<br> 天才感染症〈上〉

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竹書房文庫
天才感染症〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784801915541
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

アルツハイマーを患い引退した父にあこがれ、国家安全保障局局員として働き始めたニール・ジョーンズは、数学と暗号解読に絶対の自信を持っていた。南米から発せられた謎の通信を持ち前のひらめきで解読したニールは、NSA長官とともにブラジルへと赴くことになる。そこで目にしたのは、異常に高まった環境保全意識と、反政府組織の不自然な協力関係、そして突如として天才的な知能を発揮し始める人々だった。一方、菌類学者としてアマゾンを訪れていたニールの兄ポールは、サンプル採取のさなかテロリストの襲撃に遭い、命からがら帰国する。アマゾンで罹患した真菌感染症のために生死の境をさまよったポールだったが、なんとか一命をとりとめた。だが回復したポールは、それまでにはなかった驚異的な脳力の片鱗を見せ始める。ブラジルの紛争と知能の向上という全く無関係に見えるふたつの事象が、人を狂わす菌の力で絡み合い、アメリカ全土を巻き込んだ異常事態へと発展していく―。ウォール・ストリート・ジャーナル「ベスト・ブック・オブ2017」SF部門年間第1位!

著者等紹介

ウォルトン,デイヴィッド[ウォルトン,デイヴィッド] [Walton,David]
アメリカ、フィラデルフィア在住。2008年にフィリップ・K・ディック賞を受賞した『Terminal Mind』でデビュー。ロッキード・マーティン社で働くエンジニア

押野慎吾[オシノシンゴ]
東洋大学国文学科卒業。卒業後いくつかの職を経たのち、現在は新聞社勤務のかたわら、フィクション・ノンフィクション作品の翻訳に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ざるこ

44
NSA職員だった父に憧れその職を目指すニール。菌類学者の兄ポールは研究のためアマゾンを訪れるが謎の集団に襲撃を受ける。なんとか帰還するものの体に異変が…。自信過剰なとこが鼻につくニールだけど1つの暗号を解読した中盤からは怒涛の展開!ブラジルで「アマゾン保全」を掲げてテロが起きる。敵対していた国が手を組み政治的なパワーバランスが崩れていく。繋げるものはなんなのか。知能が向上した原住民、謎の菌に感染したポール、アルツハイマーの父。タイトルがネタバレやけど菌が起こす戦いにどう対処するのか。おもしろい!下巻へ… 2019/01/22

goro@80.7

41
意志を持った菌による感染か!アマゾンをめぐり戦争がはじまる。急ぎ下巻へまいります。2021/06/17

まひる

40
この本、展開が読めないです!アマゾンの秘境で採取を行っていた菌類学者のポールが謎の集団に襲われるところから物語が始まります。奇跡的に生還し、アメリカに帰国するんだけど、どうやったのかわからない。一方弟のニールは暗号解析の仕事を得、アマゾンの口笛暗号に取り組むが、ポールの事件に関係しているようす。これが下巻でどうなるのか予想もつかない!2019/12/29

TSUBASA

27
念願の国家安全保障局NSAに入ることができたニール・ジョーンズ。どこか間の抜けた彼だが、局が傍受した暗号の謎を解き明かす。その裏で増えるブラジルでの反政府運動と天才的知能を持つ人々。それらを繋ぐものは「菌」だった。未知の菌類が人類の思考を支配するというのが面白く恐ろしい。人間が自分たちも制御できず虐殺に走る様が『虐殺器官』を彷彿とさせた。閃きと粘り強さがあるがNSAの面接に遅刻するわセキュリティゲートで車パンクさせるわなお間抜け主人公ニールがいいキャラ。人類は人類の知能を改変する真菌にうち勝てるのか。2018/11/08

紫伊

27
じわじわと見えないところから侵食していく菌。植物などは明確な生命維持の目的をもって突き進んでいくイメージなので体内に入ってといわれるとぞわぞわする。たとえそれによって天才になれるとしても。だんだんと菌の働きや国を巻き込んだ事件につながっていき面白くなってきたので下巻が楽しみです。2018/09/30

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