竹書房文庫<br> 「超」怖い話 戊

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竹書房文庫
「超」怖い話 戊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801915503
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

石を食う男、謎の言葉を話す幼児、指を捨てた女性、不思議な予言をする老婆、不気味なアパートに暮らす若者…実在の人物から聞き集めた奇妙な話、空恐ろしい話を集めた実話怪談集。恐怖とは非常にプライベートな心的体験であり、記憶の底に沈めて無かったことにしたいと思う体験者も多いだろう。だがその重さゆえ、誰かに打ち明けることで解放されたいと願う人もいる。本書はそうした体験者の心の吐露をそっと掬い、零さぬよう紙面に流し込んだものである。怪談を読むことは間接的であるにせよ、誰かの心の深い部分に触れることに他ならない。そこには畏れと恐れ、言うに尽くせぬ昂揚がある。生々しき29の心奥、真摯に味わい尽くしてほしい。

著者等紹介

松村進吉[マツムラシンキチ]
1975年、徳島県生まれ。2006年「超‐1/2006」に優勝し、デビュー。2009年からは五代目編著者として本シリーズを牽引する

深澤夜[フカサワヨル]
1979年、栃木県生まれ。2006年にデビュー。2014年『「超」怖い話 午』より‘干支シリーズ’に参加、2017年『「超」怖い話 丁』より‘十干シリーズ’の共著も務める

原田空[ハラダソラ]
1978年、埼玉県生まれ。2006年にデビュー。2017年『「超」怖い話 丁』より‘十干’シリーズの共著者として参戦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

288
松村進吉さん編著の「超」怖い話シリーズの5冊目で、最初の3冊は単著でしたが4冊目から3人共著体制となりまして巻末にきちんと執筆作品一覧が付されている事に律儀な方だなあと感心しましたね。2014年から年一冊刊行されているシリーズの残り3冊は未読ですが何れ入手して読みたいですね。3人の方の実力は甲乙つけ難く小粒ながらも安心の怪異・奇譚が楽しめますね。『塵埋』原田空:市役所の福祉部門に勤める石川氏が以前に担当した老女の話で市営団地の一室に独居する彼女は齢七十で身寄りもないが「仕方がないねぇ」を口癖に生きていた。2021/08/14

てつJapan

16
【良かった】 一時期松村さんの本は買っていなかったのですが、再び面白くなってきたと思いました。「穴」の妹の末路。2019/12/31

澤水月

16
いい話になりそうでそう落とし込まない厭話多。福祉に携わる筆者のものは特に。世界的にも極めて珍しいある疾患について日本語訳された本が出て一部で話題を呼び半年、その病を日本人が「私は●●という病気で」と自称することから展開する話はどうかなぁ。萩尾望都が(恐らく10年以上前に和訳刊行された本・症例を元に)インスピレーション得て作話していたが聞き取りではなんだか「怪談になるには早すぎる」と感じたり。しかし松村氏はこの夏八面六臂2018/08/03

qoop

7
怪談にとってオチがどれほど大切か、そこに至る構成力がどれほど必要か、本書はそれをよく伝える。もちろん編者の松村進吉氏も良いのだが、他ふたりの書き手も読ませる作品が多く、うまいこと一冊としてのパッケージ感を醸し出している。松村氏の〈水を一杯〉〈あの人〉、深澤夜氏の〈ノック〉〈うんとこら〉、原田空氏の〈遅喋〉〈旅墟〉など、珍話ではないものが新奇に感じられるのは素晴らしい。あえて一作を挙げるなら深澤氏の〈限界橋〉か。ビジュアル、展開とも深く印象に残った。2018/07/30

buchi

5
久々の怪談本で楽しかった。石食い「バタートースト」、勘定「来る人、去る人」、開かず「塵埋」、鎌「蛇追い」、地獄の後味「アルコール依存性」、天狗「あの人」。ちょいちょい金をとってく「まねかぬ」が和んだ。地方の話が多くて好み。2019/01/18

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