感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
248
都市伝説系のエブリスタ投稿怪談傑作集です。本書に関しては何が何でも実話に拘っていません。まあ上手にストーリーができているので気にしなくていいのではないでしょうかね。『電話番号564のbox』りんご:【電話box】その電話BOXは有名で、564にかければ何処かへ繋がり「誰を殺す?」と尋ねられて殺して欲しい人の名前を言えば確実に死ぬのだ。だが後で「何をくれる?」と電話がかかり惨い代償を要求されるのだ。【恋】「あの子を殺して」彼女は親友だと思っていたのにあたしの彼氏を奪った。数日後、車にはねられあの女は死んだ。2022/05/23
☆kubo
11
うーん、やっぱり作り話感があって、イマイチでした。やたら人が死ぬし、なんか極彩色というか、いちいち表現が派手で、味わいのある怪談が少なかった。"山道の怪談""紙幣'''肉男"が良かったかな。2018/10/01
海星梨
7
KU。素人臭くてダメ。最初の二篇くらいはまだ読めるけど、それだけ。中途半端に長いやつはちゃんと調べてリアリティを出し肉付けをして角川ホラーあたりにでも送った方がいい。短編集として中途半端になっている。「これ怖いでしょ」とばかりの展開はありきたりで、あるいは「これ斬新でしょ?」とまでの意気込みが鼻につく。どんなにつまらない実録怪談でもこれよりはマシ。2022/12/11
霧香
4
〇 全体的に読みやすかった。電話boxのやつの「自分を殺して」の展開は、ん?となった。「絶対見るな」は想像したくない。2020/01/23
TOMO
4
定番の都市伝説をアレンジした創作怪談集。人に勧められて読んだのだが、思ったより楽しめた。特に面白かった作品を3つ挙げるなら「ゆめこちゃん」「筐ーコンビニエンスストア」「電話番号564のbox」かな。ホラーは後味が大切だと思う。一方、後半の作品がいまいちの印象。「ノリエ」はオチは悪くないが、長い。それから、誤字脱字が多い。これは竹書房クオリティなのか、原作をそのまま持ってきたのか…。2018/06/14