出版社内容情報
WBCで2大会連続準決勝敗退した侍ジャパン。2020東京五輪で悲願の世界一奪還を果たすためにはいかにすべきか野村克也が斬る!
内容説明
メジャーの強打者は、“原点”のアウトローだけでは攻略できない!国際大会で通用する配球と球種、投手とは?なぜプロ野球は監督人材難に陥ってしまったのか?日本球界を救う、ノムラの秘策とは!
目次
第1章 なぜ侍ジャパンは敗れたのか?
第2章 侍ジャパンが世界一になるための秘策
第3章 メジャーに勝つ日本の武器
第4章 監督人材難という大問題
第5章 プロ野球を改革する指導者はこう作れ
第6章 ノムラが選ぶベストオブ侍ジャパン
著者等紹介
野村克也[ノムラカツヤ]
1935年京都府生まれ。野球解説者。京都府立峰山高校卒業後、54年にテスト生として南海ホークスに捕手として入団。戦後初の三冠王、歴代2位の通算657本塁打など多くの記録を樹立。70年に南海でプレーイング・マネージャーに就任以降、ヤクルト、阪神、楽天等で監督を歴任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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葉
4
野村から野球を引くと何もないと本人が言っていたが、以前、清原のことも同じように説明していた。ノムさん自身は侍ジャパンの監督をやらない、という既成事実を作っている。稲葉監督にはイチローが言うように徳があるという。努力がそこにはある。国際試合は捕手の頭脳が勝敗を決める。世界に通用するキャッチャーは、山ほど考えることが前提。ピッチャー・相手バッター・カウントや走者などの状況を中心にリードを考えるのが必要。女性心理についても書かれている。2017/11/28
ひで
2
侍ジャパンの稲葉監督へのエールとプロ野球界への野村さんからの提言でした。プロ野球界はしっかりと受け止めていくべきですね。2018/09/12
lonely_jean
1
どんなにぼやかれていても、贔屓の選手が取り上げられているだけで嬉しい。野村克也はそういう存在だ。テレビでしか知らない人の中には、偉そうでとっつきにくいとしか感じていない人もいるのだろうか。著書を読めばそのイメージはかなり変わるはず。まだまだ元気でぼやき続けて…できれば監督姿も、もう一度。2018/10/06
まさし
0
野村さんの著書はほとんど愛読しているので、あまり目新しい内容じゃなかったけど... ノムさんが選ぶ東京五輪侍ジャパン候補は、意外なメンバーもいて興味深かった。 やっぱり松坂選手は凄かったんだなぁ。2018/02/18